バーン・プルアン遺跡(Prasat Hin Ban Phluang (Prasat Ban Phluang))は、タイ東北部(イサーン地方)のスリン県にあるクメール様式の神殿跡で、11世紀のバプーオン様式のヒンドゥー教シヴァ神殿の遺跡です。ラテライト石の高さ2メートルほどの基壇に、上部の無い砂岩で造られた1基の祠堂が残されています。なお遺跡の三方はバライ(環濠)で囲まれています。
スリンからバーン・プルアン遺跡は南南西へ道なりで約34km(車で約45分)の場所にあります。道順としては、スリン市街から214号線を南へ約30km行った場所で24号線との交差点(プラサート村)があり、その交差点をそのまま直進(南へ)し、24号線との交差点から2.5kmほど南下した場所で左折し(東へ)約500メートルほど行った場所にバーン・プルアン遺跡があります。なお、バーン・プルアン遺跡の直ぐ東側には大きな溜池があります。溜池の約100メートル西側に遺跡があると思えば良いです。
バーン・プルアン遺跡 地図(Map of Prasat Hin Ban Phluang, Surin Province, Thailand)、Google Map
バーン・プルアン遺跡と周辺のクメール遺跡および最寄都市
バーン・プルアン遺跡と周辺のクメール遺跡
バーン・プルアン遺跡 / Prasat Hin Ban Phluang (Prasat Ban Phluang)