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ワット・プラ・シー・サンペット地図
ワット・プラ・シー・サンペット(英語:Wat Phra Si Sanphet、タイ語:วัดพระศรีสรรเพชญ์ = 「聖なる神殿のなかの神殿」という意味)は、タイの古都アユタヤにある旧王宮南側に位置し、1767年にビルマ族が侵入しアユタヤを破壊しアユタヤ王朝が崩壊するまで、アユタヤで最も美しく神聖な寺院とされていました。現在バンコクにある王室守護寺院のワット・プラケオはこのワット・プラ・シー・サンペットを手本に造られました。
敷地内には苔むしたセイロン様式の仏塔が3基建っています。伝説では、この地にはアユタヤ王朝の創設者ウートン王(ラーマーティボーディー1世、King Ramathibodi I、在位 1351年~1369年)によって宮殿が建てられたとされています。その後、ボーロマ・トライローカナート王(Borommatrailokkanat、1431年生~1488年没、在位 1448年~1488年)の時代に宮殿は別の場所に移築され、この地は王室の仏教儀式の場となったとされています。更に時代が進み、ラーマーティボーディー2世(King Ramathibodi II、1472年生~1529年没、在位 1491年~1529年)の時代に現存する仏塔のうち東側の2つが建てられ、それぞれラーマーティボーディー2世の父であるボーロマ・トライローカナート王、ラーマーティボーディー2世の兄であるボーロマ・ラーチャーティラート3世(King Borommaracha III)の遺骨がそれぞれの仏塔に納められました。1499年には「ヴィハラ・ルアン(Vihara Luang = Royal Chapel)」と呼ばれる礼拝堂(ヴィハーン)が建てられました。ラーマーティボーディー2世は、巨大な黄金仏を造らせ、ワット・プラ・シー・サンペットに安置しました。この仏像は、「プラ・シー・サンペットダヤン(Phra Si Sanphetdayan)」と名付けられ、表面が343キログラムもの黄金で覆われ、高さ16メートル、台座の長さ8メートル、像の中核部分は青銅製、総重量が約64トンあったとされ、完成まで3年以上の歳月を費やしたと伝えられています。後にラーマーティボーディー2世が崩御し、ボロンマラチャ4世(King Borommaracha IV、在位 1529年~1533年)が即した1529年に3つ目の仏塔が建てられ、ラーマーティボーディー2世の遺骨が納められました。
ワット・プラ・シー・サンペット地図(Map of Wat Phra Sri Sanphet, Ayutthaya, Thailand)、Google Map
所在地:プラチュヤイ(Pratuchai), プラナコーンシーアユッタヤー アユタヤ県 13000 タイ(Pratuchai, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya Province 13000 Thailand)
ワット・プラ・シー・サンペットと周辺の寺院跡
- ワット・プラ・シー・サンペット / Wat Phra Sri Sanphet / วัดพระศรีสรรเพชญ์
- ワット・ロカヤスタ / Wat Lokayasytharam
- ワット・ウォラチェタラム / Wat Worachettharam
- ワット・ラカン / Wat Rakhang (Wat Wora Pho)
- ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット / Wihan Phra Mongkhon Bopit
- ワット・プラ・ラーム / Wat Phra Ram
- プラ・ティーナン・イェン / Phra Thinang Yen
- ワット・タミカラート / Wat Thammikkarat
- ワット・ラーン・カ・カオ / Wat Lang Kha Khao
- 王宮跡 / Site of Grand Palace
- ムアン・ボラン・ワット / Muang Boran Wat
- アユタヤ・エレファント・パレス / Ayutthaya Elephant Palace
ワット・プラ・シー・サンペットの写真、写真1、写真2
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