スイス：ラ・ショー＝ド＝フォン

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ラ・ショー＝ド＝フォン

　ラ・ショー＝ド＝フォン（フランス語：La Chaux-de-Fonds、古ドイツ語：Schalu、アルピタ語：La Châls）は、スイス西部のヌーシャテル州にある都市です。ジュラ山脈の標高 992メートルに位置し、フランス国境から南に数キロメートルの地点にあります。ジュネーブ、ローザンヌ、ビール/ビエンヌ、フリブールに次いで、ロマンディ地方（フランス語圏）で 5番目に大きな都市であり、人口は 36,915人（2020年12月現在、2017年12月31日時点では人口 38,625人）、ヌーシャテル州の最大都市、スイス国内では13番目に人口の多い都市です。
　この都市は 1656年に設立されました。その成長と繁栄は主に時計製造によって支えられており、「ウォッチ・バレー」として知られる地域における時計製造産業の最も重要な中心地となっています。1794年の火災で一部が破壊されたラ・ショー・ド・フォンは、当時も今もスイスの都市の中で類を見ない碁盤の目状の街路計画に従って再建されました。唯一の例外は、火災を免れた最東端の地区です。この街路計画は、旧地区から新地区へのエキサイティングで明瞭な移行を生み出しています。旧地区の道路は非常に狭く曲がりくねっていますが、町の広場付近では碁盤の目状の街路へと続いています。著名な建築家ル・コルビュジエ、数学者アルマン・ボレル、作家ブレーズ・サンドラール、そして自動車メーカーのルイ・シボレーは、この地で生まれました。ラ・ショー・ド・フォンは、アール・ヌーヴォーの中心地として知られています。
　2009年、ラ・ショー・ド・フォンとその姉妹都市ル・ロックルは、その類まれな普遍的価値により、「ラ・ショー＝ド＝フォンとル・ロックル、時計製造業の都市計画」の名称でユネスコ世界遺産（文化遺産）に共同で登録されました。

ラ・ショー＝ド＝フォンイメージ（発電所）

　ラ・ショー＝ド＝フォンの観光名所としては、ラ・ショー＝ド＝フォン・サクレクール教会（La Chaux-de-Fonds Sacré Coeur、ネオゴシック様式）、シナゴーグ（Synagogue）、マンション・ブランチェ（Maison Blanche）、近代美術館（Museum des Beaux-Arts）、国際時計博物館（Musée International d'Horlogerie）、ル・コルビュジエ - ジャンヌレ＝ペレ邸（Villa Jeanneret-Perret - La Maison blanche - Le Corbusier）、シュウォブ邸 - ル・コルビュジエ（Villa Schwob）、イスラム文明博物館（Musée des civilisations de l'Islam (Mucivi)）、ラ・ショー＝ド＝フォン美術館（Musée des Beaux-arts）、農民工芸博物館（Musée Paysan et artisanal）、ボワ・デュ・プチ＝シャトー動物園（Zoo du Bois du Petit-Château）などがあります。

スイスにおけるラ・ショー＝ド＝フォンの位置が判る地図

地図サイズ：480ピクセル X 360ピクセル

　ラ・ショー＝ド＝フォンへの交通アクセスは、スイスの首都ベルンからヌーシャテルを経て車で 1時間5分（西北西へ道なりで 70km）、鉄道で1時間5分、ヌーシャテルから車で 20分（北西へ道なりで 20キロメートル）、鉄道で 30分です。

ラ・ショー＝ド＝フォン地図（Map of La Chaux-de-Fonds, Canton de Neuchâtel, Switzerland）、Google Map

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