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メリリャ地図


 メリリャ(スペイン語/英語:Melilla、リーフ語(ベルベル語派、モロッコ北東部地中海沿岸の言葉):Mřič)は、北アフリカ沿岸、地理的にはモロッコ北部沿岸にありますが、スペイン領の北アフリカ飛地となっている自治都市です。スリーフォークス岬の東側に位置し、モロッコと国境を接し、地中海に面しています。面積は 12.3平方キロメートル(4.7平方マイル)です。1995年3月14日にメリリャ自治法が制定されるまでは、マラガ県に属していました。
 紀元前にフェニキア人が地中海交易の拠点として街を造ったのがメリリャの起源で、フェニキア以後にはカルタゴや古代ローマ帝国へと支配者が変わりました。9世紀にはイスラム教徒によって現在の都市名である「メリリャ」と名付けられました。イベリア半島でのレコンキスタ運動で勝利したカスティリャ王国が1497年にメリリャを併合し、現在に至るまでセウタとともにスペイン領となっています。
 メリリャは、欧州連合(EU)加盟国の特別地域の一つです。EU加盟国とメリリャとの間の移動には、スペインのシェンゲン協定加盟協定などに定められた特別な規則が適用されます。
 2019年現在、メリリャの人口は 85,985人(2024年現在、2019年時点では人口 86,487人)です。人口は主にイベリア系(スペイン系)とリーフ系に分かれています。セファルディ系ユダヤ人とシンド系ヒンドゥー教徒も少数存在します。メリリャでは、公用語のスペイン語とリーフ語(タリフ語)が二言語で使用されています。
 自治都市セウタやアフリカにあるスペインの他の領土と同様に、メリリャはモロッコによる領有権回復の要求を受けています。
 
メリリャ イメージ(旧エル・テレグラマ・デル・リフ新聞社の本社建物)
メリリャ
 
 メリリャの観光名所としては、サンティアゴ大聖堂(Chapel of Santiago)、旧エル・テレグラマ・デル・リフ新聞社の本社(former headquarters of El Telegrama del Rif newspaper)、シナゴーグ(Synagogue、ユダヤ教礼拝所)、メリリャ中央モスク(Melilla's central mosque)、メリリャ議会宮殿(Palace of the Assembly of Melilla)などがあります。
 
スペインにおけるメリリャの位置が判る地図(Map of Melilla, Spain)
メリリャ地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
 
 このメリリャは、アルメリアから南南西へ177キロメートル、マラガから南東へ207キロメートル、モロッコのナドールから北へ15キロメートル、ウジダから北西へ115kmの場所に位置しています。
 
モロッコにおけるメリリャの位置が判る地図
メリリャ地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
 
メリリャの交通機関と観光名所
 
西地中海 メリリャ地図
西地中海 メリリャ地図
地図サイズ:560ピクセル X 390ピクセル
 
メリリャ地図(Google Map)
 

 
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