ベラスケス宮殿(パラシオ・デ・ベラスケス、スペイン語:Palacio de Velázquez、英語:Velázquez Palace(ベラスケス・パレス)、別名:パラシオ・デ・エクスポシシオネス(Palacio de Exposiciones))は、スペインの首都マドリード中心部東部(レティーロ区)のブエン・レティーロ公園にある展示ホールです。
元々はミネリア宮殿として知られていましましたが、1881年から 1883年に国立ミネリア博覧会のために建築家リカルド・ベラスケス・ボスコ(現在の名前は彼の名前にちなんで名付けられました)、エンジニアのアルベルト・パラシオ、陶芸家のダニエル・スロアガによって建設されました。美術品や工芸品のギャラリーとして機能しており、ビアン・ド・インターレス文化遺産に登録されています。建物の内部は Google ストリート ビューで見ることができ、Google アート プロジェクトの一部です。
このベラスケス宮殿は、マドリードのジェロニモス地区のブエン・レティーロ公園内にあります。公園の中央に位置し、ボート用の大きな湖とパラシオ・デ・クリスタル(クリスタル宮殿)の隣の小さな湖の間にあります。ブエン・レティーロ(直訳すると「素敵な隠れ家」という意味)は、もともと王室の狩猟場でしたが、フェリペ 4世のブエン・レティーロ宮殿専用の王室公園に改装され、300エーカー(120ヘクタール)の広さがあります。宮殿は半島戦争後に大部分が破壊され、カソン・デル・ブエン・レティーロ(Casón del Buen Retiro、舞踏室)とサロン・デ・レイノス(Salón de Reinos、玉座室(王の間)として使用)のみが現存し、公園は 1868年から一般公開されています。
ベラスケス宮殿 イメージ
マドリード ベラスケス宮殿地図(Map of Buen Retiro Park, Retiro district, Madrid, Spain)
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ベラスケス宮殿への最寄り交通アクセスは、マドリード地下鉄 2線のレティーロ地下鉄駅(Retiro)、1線のアルテ地下鉄駅(Estación del Arte)があります。レティーロ駅からブエン・レティーロ公園北入り口(正面入口)まで徒歩 1分(70メートル)です。バスでは 1/2/9/15/20/51/52/74/146線などのプエルタ・デル・アルカラ バス停(Puerta de Alcalá)です。