カルバヨグ(英語:Calbayog)、正式にはシティ・オブ・カルバヨグ(英語:City of Calbayog、ワライ語:Syudad san Calbayog、セブアノ語:Dakbayan sa Calbayog、フィリピン語(タガログ語):Lungsod ng Calbayog)は、フィリピン中部の東ビサヤ地方サマール島西部にあるサマール州を構成する都市です。2020年の国勢調査によると、人口は 186,960人(2015年時点では人口 183,851人)、サマール州の最大都市です。
カルバヨグは、サマール島の北端から約 97キロメートル、南端から約 290キロメートルにわたり、州の沿岸部に位置しています。
陸地面積と水域面積において、フィリピンで 6番目に大きな都市です。2020年現在、カルバヨグの世帯数は37,807世帯、人口は 186,960人で、最も人口の多いサマール州の総人口の 24.7%を占めています。フィリピンで 19番目に人口の多い都市です。カルバヨグは東ビサヤ地方の商業中心地の一つです。カルバヨグ市は、カルバヨグ地区、ティナンバカン地区、オケンド地区の 3つの主要地区に分かれています。
2007年現在、市の総面積は 88,074ヘクタール(217,640エーカー)で、フィリピン国土総面積の0.29%、州面積の 3.79%、サマール島の 6.12%、サマール州面積の 14.56%を占めています。市域の 40%は、海抜 5~20メートル(16~66フィート)の平野および丘陵地帯です。残りの地域は、海抜 300~700メートル(980~2,300フィート)の険しい山脈です。海に向かって流れる多くの川、小川、渓流、天然の水路のおかげで、洪水は最小限に抑えられます。
カルバヨグ イメージ(聖ピーター&聖ポール大聖堂)
カルバヨグの観光名所としては、聖ピーター&聖ポール大聖堂(Saints Peter and Paul Cathedral、通称:カルバヨグ大聖堂(Calbayog Cathedral))、ニジャガ広場(Nijaga Park)、聖心広場(Sacred Heart (Julio Cardinal Rosales) Plaza)、カルバヨグ・ジップライン・アンド・マラジョグ・リッジ自然公園(Calbayog Zipline and the Malajog Ridge Nature Park)、グイノゴ=アン洞窟(Guinogo-an Cave)、マスパソ温泉(Mapaso Hot Spring)、バンゴン=バグトンの滝(Bangon-Bugtong Falls)、タボクノの滝(Tabokno Falls)、ダナオ洞窟(Danao Cave)、パン=アスの滝(Pan-as Falls)などがあります。