サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂(イタリア語: Basilica di Santa Maria in Trastevere、英語:Basilica of Santa Maria in Trastevere)または「トラステヴェレの聖母(Our Lady in Trastevere)」は、イタリアの首都ローマ中心部のトラステヴェレ地区(Trastevere )にある小聖堂で、ローマ最古の教会の 1つです。教会の基本的な平面構造と壁の構造は紀元 340年代にまで遡り、構造の大部分は 1140年から 1143年にかけてのものです。最初の聖域は 221年と227年に教皇カリクストゥス 1世(Pope Callistus I、生年不明~222年?没、第16代 ローマ教皇、在位:217年?~222年?)によって建設され、後に教皇ユリウス 1世(Pope Julius I、生年不明~352年4月12日没、第35代 ローマ教皇、在位:337年~352年)によって完成されました。教会には、ピエトロ・カヴァリーニ(Pietro Cavallini、1250年頃生~1330年頃没、中世イタリアの画家、モザイク作家)による 13世紀後半の重要なモザイクが広範囲に施されています。