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ミケーネ地図


 ミケーネ遺跡(ギリシャ語:Μυκήνες / 英語:Mycenae)は、「ミケーネとティリンスの考古遺跡群」の構成要素の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録されています。
 ミケーネは、エーゲ文明の1つであるミケーネ文明(紀元前15世紀から紀元前12世紀頃)の中心地として繁栄した古代都市国家です。最盛期には東地中海の支配権を確立したミケーネですが、紀元前1150年頃に「海の民」の侵略により他の都市国家ティリンスなどとともに破壊されミケーネ文明自体も同時期・一瞬にして崩壊したと伝えられています。ミケーネ遺跡の見所としては巨石を利用して造られている「獅子の門」「円形墳墓A」「王室」「アトレウスの墳墓」などがあります。
 なおこの遺跡から南西へ1600メートルの場所にある小さな集落が現在のミケーネです。ミケーネと同じくミケーネ文明の主要な都市国家として栄えたティリンスの遺跡は南南東へ約15km、アルゴスは南南西へ約11km、ナフプリオは南南東へ約19km、コリントスは北東へ約28kmの場所です。
 
ギリシャにおけるミケーネ遺跡の位置が判る地図
ミケーネ遺跡地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
 
ミケーネ地図(Map of Mycenae, Argolis Prefecture, Peloponnese, Greece)
 
ミケーネ遺跡(Archaeological Sites of Mycenae)
 

 
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