グアドループ(フランス語:Guadeloupe)は、大西洋西部・カリブ海の西インド諸島の小アンティル諸島リーワード諸島にあるフランス領アンティル(海外県)を構成する島々です。このグアドループは、主島がグアドループ島(バス・テール島(île de la Basse-Terre)とグランド・テール島(île de Grande-Terre)の2島がサレ川(水路)を挟んで1つの島となっています)、他にマリー・ガラント島、ラ・デジラード島、プティ・テール諸島(Îles de la Petite-Terre、テール・ド・バス島とテール・ド・オー島)、レ・サント諸島(Îles des Saintes、テール・ド・バ島、テール・ド・オー島、グラン=イレ島、イレ・ア・カブリ島 他)などの島々があります。グアドループの首府は、バス・テール島の南西部沿岸にあるバステール(Basse-Terre、人口 11,534人 = 2012年)、最大都市はグランド・テール島にあるポワンタピートル(Pointe-à-Pitre)です。グアドループの空の玄関口となるのはグランド・テール島レザビームにあるポワンタピートル国際空港(Pointe-à-Pitre International Airport)です。
このフランス領グアドループの面積は 1,628平方キロメートル、人口は 400,201人(2021年8月21日現在、2013年時点の人口 405,739人)となっています。グアドループ島の最高峰は、バス・テール島南部にある標高 1,467メートルのスフリエール山(フランス語:La Grande Soufrière、活火山、直近の噴火は1977年)です。
フランス領グアドループ周辺には、北西にグアドループ水道を挟んでイギリス領モントセラト、北にグアドループ水道を挟んでアンティグア・バーブーダ、南にドミニカ水道を挟んでドミニカ国があります。