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イリ・カザフ自治州
チョチェク地図
チョチェク市(ちょちぇく し、塔城市、ウイグル語:چۆچەك
(ウイグル語ローマ字転写:Qɵqək)、カザフ語アラビア文字:شاۋەشەك
(カザフ語キリル文字:Шәуешек、カザフ語ラテン文字:Şäweşek、チュグチャク)、中国語簡体字/繁体字:塔城市、ピンイン(拼音):Tăchéng(ターチェン シー)、英語:Tacheng City, China)は、タルバガタイ(Tarbagatay)、チュグチャク(Chuguchak、カザフ語)、チョチェク(Chöchek)、またはコケク(Qoqek、ウイグル語)とも呼ばれ、中華人民共和国の西北地方にある新疆ウイグル自治区北部に位置するイリ・カザフ自治州(伊犁哈薩克自治州、カザフ族の副省級自治州)タルバガタイ地区(塔城地区)にある都市(県級市、タルバガタイ地区の地区政府所在地)です。中国語名の「塔城」は「タルバガタイ市」の略称で、タルバガタイ山脈(塔爾巴哈臺山、Tarbagatai Mountains)を指します。塔城はジュンガル盆地に位置し、中国とカザフスタンの国境から約 10キロメートル(6.2マイル)の距離にあります。農業の中心地であることから、長年にわたり中央アジアとの貿易の中心地に一つとなっています。産業としては、食品加工、繊維、公共事業などが挙げられます。
チョチェク市の総人口(県級市全体)は 158,098人(2020年現在、2013年時点では人口 16万人)、総面積 3,991.9平方キロメートル(1,541.3平方マイル)、北緯 46度45分06秒 東経 82度59分13秒です。チョチェク市の下位行政区画は 3街道、2鎮、3郷、1民族郷から構成され、街道は和平街道(Heping Subdistrict)、杜別克街道、新城街道、鎮はエルグン鎮(二工鎮)、チャシャ鎮(恰夏鎮)、郷はカラカバク郷(喀拉哈巴克郷)、アブドゥラ郷(阿不都拉郷)、エミル郷(也門勒郷)、民族郷はアシリ・ダウール族郷(阿西爾達斡爾族郷)となっています。市政府所在地は和平街道です。
19世紀半ば、チョチェクはグルジャ(伊寧)に次ぐ中国西部の最も重要な商業中心地とみなされ、特に茶において中国とロシア間の重要な貿易拠点でした。土塁に囲まれたこの都市は、清朝の 2つのアンバン(昂邦、Amban、清朝から派遣された高位高官)の居城であり、約 1,000人の中国兵と約 1,500人の満州族・モンゴル族兵が駐屯していました。
チョチェクは 1865年、清朝軍とドゥンガン族・回族の反乱軍(回民蜂起)との戦闘で甚大な被害を受けました。
塔城は、ウイグル族やカザフ族などのテュルク系ムスリムのための収容所跡地であり、新疆ウイグル自治区には数多く存在するそのような収容所の一つです。中国政府は、これらの施設は国民が職業技能や中国語を学ぶための「職業教育センター」であり、2019年に閉鎖されたと主張しています。しかし、衛星画像では、同年後半にキャンプが 5倍に拡大したことが示されています。
チョチェク市 イメージ(チョチェク空港)
チョチェク市の観光名所としては、塔城紅楼(博物館)、垂釣公園、巴克図口岸旅遊景区などがあります。
チョチェクのホテルは、塔城地区迎賓館、仙橋賓館、地区旅遊賓館、華宮賓館などがあります。
中国におけるチョチェクの位置が判る地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
チョチェク市への交通アクセスは、飛行機ではチョチェク空港(塔城機場)があります。ウルムチからチョチェクまで飛行機で 1時間10分(直行便、2~3便/日)、ウルムチからカラマイを経由してチョチェクまで車や長距離バスで 6時間10分(北西へ道なりで 620km)、カラマイから車やバスで 2時間30分(北西へ道なりで 235km)、ドルビルジンから車で 1時間20分(北西へ道なりで 85km)です。チョチェク市街中心部からチョチェク空港まで車で 40分(南東へ道なりで 32km)です。
新疆ウイグル自治区におけるチョチェク市の位置が判る地図
地図サイズ:480ピクセル X 380ピクセル
新疆ウイグル自治区タルバガタイ地区地図
地図サイズ:480ピクセル X 420ピクセル
チョチェク市 詳細地図(Google Map)
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