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ウィーンの教会地図
ルプレヒト教会
ルプレヒト教会(聖ルペルト教会、ドイツ語:Ruprechtskirche、英語:St. Rupert's Church, Vienna)は、オーストリアの首都ウィーンにあるロマネスク様式の教会です。伝統的にウィーン最古の教会とされ、ウィーンの塩商人の守護聖人であるザルツブルクの聖ルペルトに捧げられています。教会は、ウィーン最古の地区の一つ、ローマ・ヴィンドボナ地区に位置しています。
現在、ルプレヒト教会が本当にウィーン最古の教会であるかどうかについては議論があります。聖ペーター教会の地下で古い基礎が発見され、シュテファン大聖堂の地下では古い墓地が発見されたことから、この教会の定説は揺らぎつつあります。
ルプレヒト教会 イメージ
伝説によると、この教会は、ルペルトがザルツブルク司教座に居を構えていた時代に、彼の仲間であったクナルトとギザルリヒによって建立されたとされています。ザルツブルクは 796年から 829年の間、ウィーンの宗教問題に影響力を持っていたため、この時期に建立された可能性が高いと考えられます。
歴史文献の中でこの教会が初めて言及されるのは、1200年の文書です。ハインリヒ2世・ヤソミルゴット公爵がショッテンシュティフト教会への寄進について記しています。この文書には、ウィーン最古の教会として知られるループレヒト教会についても言及されています。
ローマ帝国の集落が破壊された後、街の中心部は教会付近の地域に発展しました。1147年に聖シュテファン大聖堂に移管されるまで、教会は宗教行政の中心地でした。
中世には、この教会は塩局(ザルツァムト)の所在地であり、塩を個々の購入者に分配し、その品質を保証していました。教会はドナウ川に面した塩商人の桟橋を見下ろしています。
ツタに覆われたこの教会は、歴史の中で幾度となく再建と改築が行われてきました。1276年には火災で被害を受け、改修されました。内陣は 13世紀、南側の身廊は 15世紀に遡ります。1622年にはバロック様式に改装されました。また、第二次世界大戦中の砲火や、近隣にあった別の建物の廃墟の取り壊しの影響も受けています。後陣の中央には、ロマネスク様式のステンドグラスが 2枚あります。
ルプレヒト教会地図(Map of Ruprechtskirche, Wien, Austria)
地図サイズ:700ピクセル X 630ピクセル
ルプレヒト教会地図(Google Map)
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