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グロースヴェネディガー山

　グロースヴェネディガー山（ドイツ語：Großvenediger、英語：Mount Grossvenediger）は、ザルツブルク州と東チロル地域の境にあり、ホーエ・タウアーン国立公園（Hohe Tauern National Park）に位置するヴェネディガー山群にある標高 3,666メートルの山です。一般的に、オーストラリアで4番目に標高が高い山とされています。元々は「Stützerkopf（シュトゥッツァーコップ）」という山名で呼ばれており、現在の「グロースヴェネディガー（Großvenediger）」という名称が文献に登場したのは1797年の国境調査の記録が初出であり、「Großvenediger」は「大ヴェネツィア」という意味です。山名に由来は、アルプスの南にあるヴェネツィアから来たイタリア商人に由来していると考えられており、遠く200km離れたヴェネツィアから気象条件が良ければグロースヴェネディガー山の頂が見えるそうです。
　このグロースヴェネディガー山への登山の歴史としては、1828年にヨハン大公を含む17人は登頂に挑戦しましたが失敗しています。その後、13年間にわたり登頂を成功したものはいませんでしたが、1841年にヨーゼフ・シュワブが率いる登山隊が初登頂に成功しました。
 
グロースヴェネディガー山地図（Map of Großvenediger, Austria）
 
グロースヴェネディガー山と周辺の山
  1. グロースヴェネディガー山 / Mount Grossvenediger (Großvenediger)：標高 3,666m、オーストリアで4番目に標高の高い山
  2. ノイエ・プラーガー・ヒュッテ / Neue Prager Hütte：山小屋
  3. キュルジンガー・ヒュッテ / Kürsinger Hütte：山小屋
  4. デーフレッガー・ハウス / Defregger Haus：山小屋
  5. シュリーファーシュピッツェ山 / Schlieferspitze：標高 3,290m
 

 
オーストリアの山
ヴァイスクーゲル山、 ヴィルトシュピッツェ山、 グロスグロックナー山、 グロスベネディガー山、 グローセス・ヴィースバッハホルン山、 シミーラウン山、 ヒンテレ・シュベルツェ山
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