ブルサの地図です。ブルサ(トルコ語:Bursa)は、トルコ共和国北西部のマルマラ地方にあるブルサ県の県都(県庁所在地)となっている都市です。ブルサの人口は 1,999,998人(2019年12月31日推計、2015年の人口 1,854,285人)、ブルサ都市圏人口 3,056,120人、トルコ国内ではイスタンブールと首都アンカラおよびイズミルに次いで 4番目に人口の多い都市です。面積 1,290平方キロメートル、海抜 100メートル、北緯 40度11分 東経 29度03分です。シルクロードの西端であり、ヨーロッパの東端に位置する事から古くから交易拠点として栄え、1326年から1365年まではオスマン帝国の都となっていました。「オスマン帝国発祥の地ブルサとジュマルクズク(Bursa and Cumalıkızık: the Birth of the Ottoman Empire)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(2014年)されています。
ウル・ジャーミイ / Ulu Camii:20の丸天井(小ドーム)で構成されたセルジューク様式のジャーミイ、1421年から20年の歳月をかけて建築
オルハン・ガーズィー・ジャーミイ / Orhan Gazi Camii (Orhan Gazi Mosque):オスマン朝の第2代スルタンであるオルハン・ガーズィーによって1329年に創建され、カラマン君候国によって1413年にブルサが占領された時に焼失し、1417年にメフメット1世(メフメット・チェレビー)によって再建されたブルサで最も由緒あるとされるイスラム教寺院
ブルサ市立博物館 / Büyükşehir Belediyesi Bursa Kent Müzesi
イェシル・ジャーミイ / Yeşil Camii:ジャーミイの内部が緑色のタイルで装飾されていることが特徴で、ブルサのシンボルカラー「緑」にちなんでブルサの象徴的な建物とされています。隣接するかつてのメドレセ(イスラム神学校)は「トルコ・イスラーム美術博物館(Turk Islam Eserleri Muzesi)」として公開されています。
イェシル・チュルベ / Yeşil Turbe (Green Tomb):1421年にバイェズィド1世の息子メフメット1世(メフメット・チェレビー)のよって建てられた廟、ターコイズブルーの外壁タイルが美しい廟で、メフメット1世と家族の棺が納められています。イェシル・ジャーミイの南側
エミール・スルタン・ジャーミイ / Emir Sultan Camii (Emir Sultan Mosque)
ユルドゥルム・ベザジット・ジャーミイ / Yıldırım Beyazıt Cami (Yildirim Beyazit Mosque)
オスマン廟とオルハン廟 / Osman Gazi ve Orhan Gazi Turbeleri:オスマン・トルコの初代スルタン・オスマン1世と2代目スルタン・オルハンの廟
スルタン邸博物館 / Hünkar Köşkü Müzesi
ムラディエ・ジャーミイ / Muradiya Camii:1426年にムラト2世によって建てられたタイル装飾の美しいジャーミイ(セルジューク様式からオスマン様式の過渡期の建築物)です。敷地内の庭園には、ムラト2世廟を含めて13の廟があります。また近くにはオスマン朝家屋博物館(Bursa Osmanlı Evi Müzesi)、オスマン朝民俗衣装・装飾品博物館(Uluumay Osmanlı Kıyafetler Ve Takılar Müzesi)、ムラト2世のハマム(2.Murat Hamamı)があります。
キュルテュル公園(ブルサ文化公園) / Kültür Parkı:敷地内には考古学博物館(休館中やサッカースタジアム(ブルサポルの本拠地)があります。道路を挟んで南側にアタチュルク博物館があります。