スーダン：アル・ハルツーム・バフリ

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アル・ハルツーム・バフリ地図

　ハルツーム・ノース（北ハルツーム、アル・ハルツーム・バフリ、英語：Khartoum North, Sudan、アラビア語：‏الخرطوم بحرى‎ （al-Khartûm Bahrî））は、スーダン中部の首都ハルツームの北に位置するハルツーム州の都市です。人口は 1,012,211人（2008年時点）で、隣接するオムドゥルマンとハルツームに次いでスーダンで 3番目に大きな都市です。北緯 15度38分東経 32度38分秒です。
　青ナイル川の北岸、ナイル川の東岸に位置し、青ナイル川と白ナイル川の合流点付近にあります。2023年までは、シャンバット橋が西側のオムドゥルマン市と結んでいました。南側のハルツーム市とは別の主要橋が結んでいます。
　ハルツーム北は、ハルツーム本体とオムドゥルマンを含む3都市圏の一部であり、2008年の都市圏総人口は 4,272,728人です。
　1820年代にエジプト人がハルツームを軍事駐屯地および行政の中心地として建設する以前は、ナイル川合流地点周辺で最大の集落でした。エジプトのハルツーム、それに代わるマフディー派のオムドゥルマン、そして1898年のイギリスによる再征服後にハルツームが再建されたことで、ハルツーム・ノースの地位は揺らぎました。しかし、1899年に完成したスーダン軍鉄道の南端駅として、ハルツーム・ノースは再び発展し始めました。1910年に青ナイル川に橋が架けられ、路線はセンナールまで延長されましましたが、ハルツーム・ノースは引き続き中央鉄道駅および操車場として機能しました。
　1998年8月20日、アル・シーファ製薬工場は、アメリカ合衆国が同工場がアルカイダのためにVX（神経ガス）を製造していたと非難した後、巡航ミサイルによって破壊されました。
　この都市は、スーダン内戦（2023年～現在）の初期段階である2023年に即応支援部隊（RSF、スーダン共和国の準軍事組織）によって占領され、その後、2024年から 2025年にかけてのバハリ攻勢の一環として、2025年2月にスーダン軍によって奪還されました。

スーダンにおけるアル・ハルツーム・バフリの場所が判る地図（Map of Khartoum North, Khartoum State, Sudan）

地図サイズ：460ピクセル X 380ピクセル

　アル・ハルツーム・バフリへの交通アクセスは、鉄道では北ハルツーム駅（Khartoum North Railway Station）があります。スーダンの首都ハルツームからアル・ハルツーム・バフリまで車で 31分（北へ道なりで 19.5km）、スーダンの最大都市オムドゥルマンから車で 26分（東へ道なりで 11.5km）です。アル・ハルツーム・バフリからシェンディまで車で 2時間50分（北東へ道なりで 175km）、ダーマルまで車で 4時間20分（北東へ道なりで 310km）です。

アル・ハルツーム・バフリ地図（Google Map）

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