サント・アントニオ(ポルトガル語:Saint Anthony、「聖アントニオ」という意味、英語:Santo António)は、「サント・アントニオ・ド・プリンシペ(Santo António do Príncipe)」とも呼ばれ、サントメ・プリンシペ民主共和国のプリンシペ島の主要な集落です。プリンシペ島北東海岸に位置し、プリンシペ自治州の州都です。人口は 2,620人(2012年)で、島全体の人口の約 35%を占めています。北緯 1度38分12秒 東経 7度25分04秒です。この町は、植民地時代の建築物と、聖母マリアの御宿りの教会とロザリオの聖母教会などの教会で知られています。また、住民が演じる劇「アウト・ダス・フロリペス(Auto das Floripes)」でも知られています。
サント・アントニオの町は 1502年に設立され、サトウキビ栽培の中心地です。1695年、サント・アントニオ湾の入り口にポンタ・ダ・ミナ要塞が築かれました。町と要塞は 1706年にフランスの私掠船によって破壊されました。1753年から 1852年までは、ポルトガル領サントメ・プリンシペの植民地首都となっていました。
サント・アントニオ イメージ(プリンシペ自治州庁舎)
サント・アントニオの観光名所としては、聖母マリアの御宿りの教会(Church of Our Lady of the Conception)、ロザリオの聖母教会(Church of Our Lady of the Rosary)、プリンシペ国立公園(Parque Nacional do Príncipe)などがあります。
サント・アントニオのホテルとしては、レジデンシャル・アプレゼンタソン(Residencial Apresentacao)、レジデンシャル・ブリガダ(Residencial Brigada)、レジデンシャル D&D(Residencial D&D)、プリンシペ・レジデンシャル(Príncipe residencial)などがあります。
サントメ・プリンシペにおけるサント・アントニオの場所が判る地図(Map of Santo António, Principe, São Tomé and Príncipe)