セントクリストファー・ネイビス連邦(セントキッツ・ネイビス連邦、英語:Federation of Saint Christopher and Nevis or Federation of Saint Kitts and Nevis)は、大西洋西部・カリブ海の西インド諸島の小アンティル諸島北部を占めるリーワード諸島にあるセントクリストファー島(Saint Christopher、もしくはセントキッツ島(Saint Kitts))とネイビス島(Nevis)の2つの火山島からなる島国です。旧宗主国はイギリスであり、現在もイギリス連邦王国に属し、元首はエリザベス2世女王となっています。このセントクリストファー・ネイビス連邦の首都は、セントクリストファー島の中部南海岸に位置するバセテール(Basseterre、人口 15,500人 = 2005年)です。
このセントクリストファー・ネイビスの面積は 261平方キロメートル、人口は 54,961人(2015年現在)となっています。面積・人口ともに、カリブ海諸国はもとより、南北アメリカ全体でも最少のミニ国家です。セントクリストファー・ネイビスの最高峰は、セントクリストファー島にある標高 1,156メートルの休火山リアムイガ山(Mount Liamuiga、旧名 ミゼリー山(Mount Misery))です。セントクリストファー島は、面積 176km2、人口 46,000人、島は火山島で南東部にグレート・ソルト湖(Great Salt Lake)があります。ネイビス島は、セントクリストファー島から「The Narrows(ナローズ海峡)」と呼ばれる海峡を隔てて南東側にあり、面積 93km2、人口 12,106人(2006年)、島の中心都市はチャールズタウン(Charlestown)、最高峰は標高 985メートルの休火山ネイビス山(Nevis Peak)です。セントクリストファー・ネイビスへのアクセスは、飛行機ではセントクリストファー島にロバート・L・ブラッドショー国際空港(バセテール国際空港、Robert L. Bradshaw International Airport)、ネイビス島には国内線空港のバーンス・W・アモリー国際空港があります。
セントクリストファー・ネイビス周辺は、北西にオランダ領シント・ユースタティウス島、北北西にフランス領サン・バルテルミー島、東にアンティグア・バーブーダ、南東にイギリス領モントセラト島があります。