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マゾフシェ県地図
ワルシャワ地図
ワルシャワ(ポーランド語:Warszawa、英語:Warsaw、ドイツ語:Warschau)は、ポーランド語で正式には「miasto stołeczne Warszawa(英語:Capital City of Warsaw、「ワルシャワの首都」という意味)」、ポーランドの首都であり最大の都市です。この大都市は、ポーランド中東部のヴィスワ川沿いに位置しています。公式推定人口は 186万人で、周辺を含めた人口 327万人はワルシャワ大都市圏に居住しており、欧州連合(EU)で 6番目に人口の多い都市となっています。市域は 517平方キロメートル(200平方マイル)で、18の地区で構成されています。大都市圏は 6,100平方キロメートル(2,355平方マイル)に及びます。ワルシャワは、主要な政治、経済、文化の中心地であり、ポーランドの政府所在地であるアルファ・グローバル・シティに分類されています。また、マゾフシェ県の県庁所在地(県都)でもあります。標高 78メートル~116メートルです。ワルシャワの街は、第2次世界大戦の戦火により破壊されましたが、戦後に旧市街をかつての姿に戻す復興が行われ昔の街並みに戻りました。歴史的建築物が多く残る(再建された)ワルシャワ旧市街は「ワルシャワ歴史地区(Historic Centre of Warsaw)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(1980年)されています。
ワルシャワの起源は、マゾフシェ地方の小さな漁村に遡ります。16世紀後半、ジグムント3世がポーランドの首都と宮廷をクラクフから移転することを決定したことで、ワルシャワは隆盛を極めました。18世紀には、グダニスクを抜いてポーランドで最も人口の多い都市となりました。1795年までポーランド・リトアニア共和国の事実上の首都であり、その後はナポレオンのワルシャワ公国の所在地となりました。19世紀には産業革命が起こり、人口増加が著しく、ヨーロッパで最大規模かつ最も人口密度の高い都市の一つとなりました。当時は優美な建築物と大通りで知られていましましたが、1939年の第二次世界大戦勃発に伴い、ワルシャワは爆撃と包囲を受けました。1943年のゲットー蜂起、1944年のワルシャワ蜂起、そして組織的な破壊によって、歴史ある街の大部分が破壊され、多様な住民が壊滅的な打撃を受けました。
ワルシャワには 3つの国際空港があり、最も利用者数が多いのはワルシャワ・ショパン空港で、他にワルシャワ・モドリン空港とワルシャワ・ラドム空港があります。市内の主要な公共交通機関には、ワルシャワ地下鉄、バス、通勤鉄道、そして広範囲に及ぶ路面電車網があります。ワルシャワは地域の重要な経済中心地であり、ワルシャワ証券取引所は中央・東ヨーロッパ最大の証券取引所です。ワルシャワは、欧州連合(EU)の対外国境警備機関であるFrontexと、欧州安全保障協力機構(OSCE)の主要機関の一つであるODIHRの拠点となっています。ワルシャワはヨーロッパで最も高層ビルが密集している都市の一つであり、ヴァルソタワーはEUで最も高い建物です。
市内の主な教育・文化機関としては、ワルシャワ大学、ワルシャワ工科大学、SGHワルシャワ経済大学、ショパン音楽大学、ポーランド科学アカデミー、国立フィルハーモニー管弦楽団、国立博物館、世界最大規模のワルシャワ大劇場などがあります。再建された旧市街は、ヨーロッパの様々な建築様式が融合しており、1980年にユネスコの世界遺産に登録されました。その他の名所としては、王宮、ジグムントの円柱、ヴィラヌフ宮殿、島の宮殿、聖イアン大聖堂、中央市場広場、王の道沿いの数多くの教会や邸宅などがあります。ワルシャワは緑の首都で、市域の約 4分の 1が公園です。スポーツでは、ワルシャワはレギア・ワルシャワ・サッカークラブの本拠地であり、毎年ワルシャワマラソンが開催されます。
ワルシャワ イメージ(グリジブフ広場)
ワルシャワの観光名所としては、王宮前広場、聖ヨハネ大聖堂、王宮、ジグムント3世王、ピヴナ通り、聖ヨハネ通り、白樺通り、旧市街広場、バルバカン、聖霊教会、キュリー夫人の生家、聖ヤツェク教会、旧橋の門、新市街広場、聖カシミロ教会、サピェハ家の宮殿、フランシスコ会教会、ツィタデラ、マリエンシュタット地区、聖アンナ教会、大統領宮殿(ラジヴィウ家の宮殿)、ウルスキ家とチェトゥヴェルティニスキ家の宮殿、ワルシャワ大学、ワルシャワ大学旧図書館 、ワルシャワ大学内カジミェジョフスキ家の宮殿、ワルシャワ大学付属植物園、聖十字架教会、オストログスキ家の宮殿(現在はショパン博物館)、スタシッツ家の宮殿(現在はポーランド科学アカデミー)、新世界通り、カフェ・ブリクレ、聖アレクサンドル教会、ウヤズドフスキ大通り、ソバニスキ家の宮殿、ベルヴェデル宮殿、ウヤズドフスキ家の宮殿、ミシレヴィツキ家の宮殿、ワジェンキ水上王宮、ワジェンキ水上王宮の給水塔、王の白い離宮、ワジェンキ公園、オールド・オランジュリー(18世紀)、ニュー・オランジュリー(19世紀)、水上劇場、ヴィラヌフ王宮、ヴィラヌフ庭園、ヴィラヌフ庭園の聖アンナ教会、ワルシャワ大劇場(1833年建築)、ヤブウォイニスキ家の宮殿、ピウスツキ広場(独立広場)、アートギャラリー「ザヘンタ」、サスキ(ザクセン)公園、ワルシャワ・ゲットー蜂起記念碑、銀行広場、金融委員会宮殿(ネオクラシカル様式の代表的建築物)、マゾフシェ県庁(ネオクラシカル様式の代表的建築物)、旧兵舎(考古学博物館)、クラシニスキ家の宮殿、最高裁判所、聖マリア教会、1944年ワルシャワ蜂起記念碑、ワルシャワ工科大学本館、文化科学宮殿(ソビエト連邦が建てた超高層ビル、スターリン・ゴシック様式)、ズウォテ・タラスィ(中央駅隣接のゴールド通りにあるショッピングセンター)などがあります。
ワルシャワのホテルは、ノボテル ワルシャワ セントリウム、プレジデント アパートメンツ バイ ワルシャワ レジデンス グループ ホテル ワルシャワ、インターコンチネンタル ワルシャワ、プール、スパ、シェラトン ワルシャワ ホテル、ホテル ブリストル ワルシャワ、ソフィテル ワルシャワ ビクトリア、リージェント ワルシャワ ホテル、レジデンス ホテル セント アンドリューズ パレス ワルシャワ、ホテル ベロット、ザ ウェスティン ワルシャワ、ホリデイ イン ワルシャワ シティ センター、プロ ホテル ワルシャワ セントラム、ノブ ホテル ワルシャワ、アパートメント ベドナルスカ オールド タウン、ラグジュアリー アパートメンツ モンドリアン マーケット スクウェア I、ラディソン ブルー センター ホテル、メルキュール ワルシャワ セントラム、イビス ワルシャワ スタレ ミャスト、テアトロ ホテルなどがあります。
ポーランドにおけるワルシャワの位置が判る地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
ワルシャワへの交通アクセスは、飛行機ではワルシャワ・ショパン空港、鉄道ではワルシャワ中央駅、ワルシャワ西駅、ワルシャワ東駅、市内交通ではトラム(ワルシャワ市電)、ワルシャワ地下鉄、路線バスがあります。
韓国のソウルからワルシャワまで飛行機で 10時間55分、中国の北京から9時間35分です。
ドイツのフランクフルトからワルシャワまで飛行機で 1時間35分、フランスのパリから 2時間15分、イギリスのロンドンから 2時間10分、オーストリアのウィーンから 1時間15分、チェコ共和国のプラハから 1時間20分、ウクライナのキエフから 1時間30分、ベラルーシのミンスクから 1時間10分、リトアニアのヴィリニュスから 1時間10分です。
ポーランド国内では、ワルシャワからクラクフまで飛行機で 50分(直行便、1~2便/日)、鉄道(TLK、ワルシャワ中央駅発)で 2時間55分、ワルシャワからラドムとキェルツェを経由してクラクフまで車やバスで 3時間45分(南西へ道なりで 295km)です。ワルシャワからヴロツワフまで飛行機で 55分(直行便、1~3便/日)、鉄道(EIP)で 3時間50分、ワルシャワからウッチを経由してヴロツワフまで車やバスで 3時間55分(南西へ道なりで 350km)、ウッチまで鉄道(IC)で 1時間25分、車やバスで 1時間35分(南西へ道なりで 130km)です。ワルシャワからシュチェチンまで飛行機で 1時間15分(直行便、0~2便/日)、鉄道(IC)で 6時間40分、ワルシャワからウッチとポズナンを経由してシュチェチンまで車や長距離バスで 6時間10分(西北西へ道なりで 570km)、ポズナンまで鉄道(EIC)で 2時間50分、車やバスで 3時間30分(西へ道なりで 310km)です。ワルシャワからグダニスクまで鉄道(TLK)で 3時間55分、車や長距離バスで 4時間10分(北西へ道なりで 340km)です。
マゾフシェ県におけるワルシャワの位置が判る地図
地図サイズ:420ピクセル X 440ピクセル
マゾフシェ県ワルシャワ地図(Map of Warsaw, Mazovia Province, Poland)、Google Map
ワルシャワの交通機関と観光名所およびホテル
- ワルシャワの交通機関
- ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港(ワルシャワ・オケンチェ国際空港、Warsaw Frederic Chopin Airport(Okecie Airport)):ワルシャワ市街中心部から南西へ約8キロメートル、地図外・左下
- ワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna)
- ワルシャワ地下鉄 セントラム駅(Centrum)
- ワルシャワ地下鉄 ヴィルソナ広場駅(パルク・ヴィルソナ、Plac Wilsona Station):地図外・上
- PKS中央バスターミナル(Centralny Dworzec PKS):ワルシャワ西駅近く
- ワルシャワの観光名所
- 文化科学宮殿(Pałac Kultury i Nauki):ワルシャワ中央駅の北東側にあるワルシャワのランドマークとなっている高さ234mの巨大建築物(スターリン・ゴシック様式の建築)
- ヴィラヌフ宮殿 / Pałac Wilanowski:17世紀末(1677年~1696年)に当時のポーランド王ヤン3世ソビエスキが建てた夏の離宮(バロック様式)、ワルシャワ市街中心部から車で30分、地図外・右下
- 国立博物館(Muzeum Narodowe)
- ショパン博物館 / Muzeum Chopina w Warszawie (Fryderyk Chopin Museum)
- キュリー夫人博物館(Muzeum Marii Skłodowskiej-Curie)
- ワルシャワ旧市街:世界遺産「ワルシャワ歴史地区」
- ワルシャワ王宮(旧王宮) / Zamek Królewski w Warszawie / Royal Castle in Warsaw
- ワルシャワ旧市街のマーケット・プレイス(旧市街広場 / Rynek Starego Miasta (Old Town Market Place)
- ワルシャワ博物館 / Muzeum Warszawy
- バルバカン / Barbakan:バロック様式で建てられた馬蹄形の砦
- 王宮広場 / pl. Zamkowy
- 洗礼者ヨハネ大聖堂 / Bazylika Archikatedralna w Warszawie p.w. Męczeństwa św. Jana Chrzciciela
- 大統領宮殿(Presidential Palace)
- 聖母マリア出現教会 / Kościół Nawiedzenia Najświętszej Marii Panny (St. Mary's Church)
- 国立オペラ劇場(大劇場) / Teatr Wielki / Great Theatre and Polish National Opera:内部には劇場博物館(Muzeum Teatralne)があります。
- クラクフ郊外通りと新世界通り / Krakowskie Przedmiescie, Nowy Swiat
- 大統領官邸 / Palac Prezydencji
- ワルシャワ大学 / Uniwersytet Warszawski
- チャプスキ宮殿(ショパン家のサロン) / Palac Czapskich:美術アカデミー(旧クラシンスキ宮殿)の3階左側、ショパン一家が1827年から1830年まで住んでいた場所
- ヴィジトキ教会 / Kościół Wizytek:18世紀に造られた後期バロック様式の教会
- サスキ公園 / Ogród Saski
- 聖十字架教会 / Kościół pw. Św. Krzyża
- 軍事博物館 / Muzeum Wojska Polskiego
- ワジェンキ公園 / Park Łazienkowski
- ツィタデラ / Cytadela:ツィタデラ大監獄要塞跡、帝政ロシアに対する「11月蜂起(1830年11月から1831年9月まで)」の後にロシア皇帝ニコライ1世によって建てられた大監獄
- ワルシャワ歴史博物館(Muzeum Historyczne Miasta Stołecznego Warszawy)
- ニケの像(Nike Warszawska)
- ゲットー英雄記念碑(Pomnik Bohaterów Getta)
- 人魚像(ワルシャワ市の紋章、Pomnik Syreny)
- ワルシャワのホテル
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