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ラバウル地図


 ラバウル(英語:Rabaul, Papua New Guinea)は、パプアニューギニアの島嶼地方東ニューブリテン州にある都市です。ニューブリテン島北東端に位置し、シンプソン湾(Simpson Harbour、ラバウル・カルデラが沈下して出来た湾)の北岸にあります。1910年にドイツが街を建設したのがラバウルの起源です。第1次世界大戦中の1914年9月にオーストラリア軍が占領、第1次世界大戦後の1920年に国際連盟によってドイツ植民地をオーストラリアの委任統治領とすることになり、ラバウルは戦間期もオーストラリアの統治が続きました。第2次世界世界大戦(太平洋戦争)では1942年1月23日に日本軍が占領し、ラバウル航空隊の基地が建設され、連合軍からは「ラバウル要塞」と呼ばれる堅固な基地でした。日本軍の航空部隊は敗戦色が濃くなるにつれ壊滅もしくは転戦し、最終的には数機を残してほとんどの航空戦力がなくなりましたが、1945年8月の終戦時点までラバウルは日本軍が死守してました(連合軍の飛び石作戦で本格的な攻略作戦が実施されなかった)。ラバウルの人口は 4,785人(2011年国勢調査、2000年国勢調査では人口 3,885人)、東ニューブリテン州では州都ココポに次いで 2番目、パプアニューギニア全体では 24番目に人口の多い街です。
 1990年には人口 1万7千人とパプアニューギニア島嶼部では最大都市であり東ニューブリテン州の州都となっていましたが、1994年にラバウル市街南部にある二つの火山(ラバウル・カルデラのタブルブル火山(Tavurvur Volcano)とブルカン火山(Vulcan Crater))が同時噴火し、市街地には 5メートルもの火山灰が降り積もり壊滅的被害を受けました。この噴火により、州都は南東に20km離れたココポへ移され、火山灰被害を受けた市街は放棄され、現在の場所に新市街が建設されました。
 
パプアニューギニアにおけるラバウルの場所が判る地図
ラバウル地図
地図サイズ:500ピクセル X 350ピクセル
 
 ラバウルへの交通アクセスは、飛行機ではラバウル空港(Rabaul Airport)があります。空港からラバウル市街中心部まで車で 56分(北西へ道なりで 41km)です。
 パプアニューギニアの首都ポートモレスビーからラバウルまで飛行機で 1時間25分(直行便、2~4便/日)です。 ニューブリテン島内では、キンベからラバウルまで飛行機で 35分(直行便、1~3便/日)です。ラバウルからココポまで車で 49分(南東へ道なりで 29km)です。
 
ラバウル地図(Google Map)
 

 
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