ペリリュー島(英語:Peleliu Island, Palau)は、パラオのパラオ諸島南部に位置する島です。ペリリュー州の人口は 484人(2015年国勢調査)です。行政的には周辺の島を含めてペリリュー州となっています。ペリリュー島の中心となる街は島の西岸北部に位置するクルルクベド(Kloulklubed)です。第2次世界大戦以前は日本が委任統治領「南洋群島」として統治していました。第2次世界大戦(太平洋戦争)では、旧日本軍の守備隊が駐屯しており、上陸したアメリカ軍との間で「ペリリューの戦い」と名付けられた激しい戦闘が行われました。
ペリリュー島の観光名所としては、ノース・ビーチ(North Beach)、アンバー・ビーチ(Amber Beach)、ハネムーン・ビーチ(Honeymoon Beach)、ゲルメルト・スイミング・ホール(Ngermelt Swimming Hole)、ホワイト・ビーチ(White Beach)、オレンジ・ビーチ(Orange Beach)、ブラディ・ビーチ(Bloody Beach)、スカーレット ビーチ 1(Scarlet Beach1)、ペリリュー第二次世界大戦記念博物館(Peleliu World War II Memorial Museum)、西太平洋戦没者の碑(1985年に日本国政府によって設置、2015年4月に天皇・皇后陛下が訪問)、ペリリュー US ミリタリー・モニュメント(Peliliu US Military Monument)、ペリリュー神社(Peleliu Shinto Shrine)、旧日本軍 95式軽戦車(ハ号戦車)の残骸(Japanese Type 95 Ha-Go Tank)、ゼロ戦の残骸(零式艦上戦闘機、Zero fighter)、日本軍司令部跡(Japanese Command Post)、千人洞窟(旧日本軍がゲリラ戦で立て籠った洞窟)、アメリカ陸軍 第81歩兵師団記念碑(81st Infantry Division Memorial)、アメリカ海兵隊が上陸の際に使用した水陸両用装軌車(LVT)の残骸、オリエンタル・マングローブ・スワンプ自然保護公園(Oriental mangrove swamp)などがあります。