アンタナナリボ(フランス語:Antananarivo, Madagascar、別名:タナナリヴ(Tananarive))は、マダガスカル島中央部(中央高地)に位置するマダガスカル共和国の首都であり、アンタナナリボ州の州都となっている街です。アンタナナリボの人口は 1,275,207人(2018年統計、2013年現在の人口 1,299,080人)、マダガスカルの最大都市です。面積 85.01平方キロメートル、海抜 1,276メートル、南緯 18度56分 東経 47度31分です。アンタナナリボ郊外北部にはマダガスカルを最初に統一したメリナ王国の王宮跡である「アンブヒマンガの丘の王領地(Royal Hill of Ambohimanga)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
アンタナナリボの観光名所としては、アンボヒツロヒトラ宮殿(Ambohitsorohitra Palace、大統領官邸)、女宮殿(Queen's Palace)、アンダフィアヴァラトラ宮殿(Andafiavaratra Palace、19世紀後半のマダガスカル王国の首相レイニライアリボニーの邸宅)、アンタナナリボの無原罪懐胎大聖堂(Immaculate Conception Cathedral, Antananarivo、アンドロハ大聖堂(Cathedrale catholique d Andohalo))、マダガスカル写真博物館(Musée De La Photographie De Madagascar)、海賊博物館(Pirates Museum)、芸術・考古学博物館(Le Musée d'Art et d'Archéologie)、パロアシー・トリナイト・マシナ・マンガソアビナ(Paroasy Trinite Masina Mangasoavina)、国立地質学博物館(マッシー・ナショナル・ジオロジーク、Musee National Geologique)、旧裁判所(Le Palais de Justice d'Ambatondrafandrana)、ソアラノ鉄道駅(Soarano train station)、アノジー湖(アヌシ湖、Lake Anosy)、ツィンバザザ動物園(トサインバザザ動物園、Zoo de Tsimbazaza)、世界遺産「アンブヒマンガの丘の王領地」などがあります。
女王宮 / The Rova (Rova of Antananarivo):メリナ王朝(マダガスカル最初の統一王朝、1540年~1897年)のラナヴァロナ1世女王(Ranavalona I、1778年生~1861年8月16日没(83歳)、在位:1828年8月11日1861年8月16日)が建設した宮殿跡、フィレンツェ様式の建物でしたが1995年11月に火災により内部が焼失し現在修復工事中