ハワイ島(英語:Hawai'i Island or Island of Hawai'i)は、アメリカ合衆国で最大の島で、アメリカ合衆国最南端の州であるハワイ州にあります。北太平洋の火山島群であるハワイ諸島の最南東に位置しています。面積は 10,430平方キロメートル(4,028平方マイル)で、ハワイ諸島の総陸地面積の 63%を占めています。しかし、人口はハワイ諸島の 13%にすぎません。チリ・文化的概念ではオセアニアのポリネシア・サブリージョンの一部に属するハワイ島は、ニュージーランドの北島と南島に次いで、ポリネシアで 3番目に大きい島です。ハワイ島の最高峰は、島の北部にあるマウナ・ケア(Mauna Kea、標高 4207.2メートル(13,803フィート)、楯状火山)で、山頂付近には世界各国(11か国)の13基の天文台(日本(国立天文台)の「すばる望遠鏡」もあります)が設置されています。2番目に高い山は、島の中央部にあるマウナ・ロア(Mauna Loa、標高 4,169メートル(13,679フィート))です。
この島は、州や諸島自他と区別するためにハワイ島と呼ばれることがよくあります。他の島に比べて大きいため、ビッグアイランドとも呼ばれます。ハワイ語では、この島は「Moku o Keawe(モク・オ・ケアウェ)」と呼ばれることもあります。ケアウェという言葉にはいくつかの意味があります。定義の 1つである「南十字星」は、古代の酋長の名前だと言われています。別の定義は「担い手」(ケアウェ)です。
「ハワイ郡(County of Hawaiʻi)」は州の下にある地方行政単位です。2020年の国勢調査では、人口は 200,629人です。郡庁所在地で最大の都市はヒロ(Hilo)です。なおハワイ郡には法人化された都市(シティ = City)はありません。他の主要な街としては、カイルア・コナ(Kailua-Kona)、カラオア(Kalaoa)などがあります。