中央アフリカ共和国：バンギ - 旅行のとも、ZenTech

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バンギ地図

　バンギ（フランス語：Bangui、サンゴ語：Bangî、英語：Bangi）は、アフリカ大陸中央部（内陸）の中央アフリカ共和国の首都となっている都市（河川港）です。バンギはどの州にも属さず、州から独立したバンギ自治区（自治コミューン）となっており、地理的にはオンベラ・ムポコ州に囲まれています。中央アフリカ共和国南西部とコンゴ民主共和国との国境を流れるウバンギ川（コンゴ川の支流）の北岸に位置する街です。対岸にはコンゴ民主共和国の街ゾンゴがあります。1889年にフランスの前哨基地として設立され、ウバンギ川（フランス語：Oubangui）の北岸に位置することからこの都市名が名付けられました。ウバンギという地名は、集落のそばにある「急流」を意味するボバンギ語に由来しており、この急流はブラザヴィル以北の航行可能な水域の終点を示していました。中央アフリカ共和国の人口の大半は、国土の西部、バンギとその周辺地域に居住しています。
　バンギ市は 2020年12月からバンギ県に属しています。2020年時点での推定人口は 889,231人です。
　バンギは 8つの区（arrondissements）、16のグループ（groupement）、そして205の地区（quartiers）で構成されています。中央アフリカ共和国の首都であるバンギは、行政、貿易、商業の中心地として機能しています。国会、政府庁舎、銀行、外国企業や大使館、病院、ホテル、主要市場、そしてンガラグバ中央刑務所がすべてここにあります。バンギでは繊維、食品、ビール、靴、石鹸などが生産されています。ノートルダム大聖堂は、ローマカトリック教会のバンギ大司教区の司教区です。また、1970年に開校したバンギ大学もこの都市にあります。バンギ・ムポコ国際空港がバンギにあります。

バンギイメージ（ウバンギ・ホテル）

　バンギの観光名所としては、ボガンダ国立博物館（Boganda National Museum、別名バルテレミー・ボガンダ国立民族学博物館（Barthélémy Boganda National Ethnographic Museum））、バンギの無原罪懐胎の聖母大聖堂（バンギのノートルダム大聖堂、Cathédrale Notre-Dame-de-l'Immaculée-Conception de Bangui）、バンギ・グランド・モスク（Grande Mosquée de Bangui）、ウバンギ・ホテル（Oubangui Hotel）などがあります。

　バンギのホテルは、ラクロンヌホテル、ラクロンヌスイート、ホテルレヴィーズ、ロッジャープラザバンギ、ナショナルホテル、ホテルドゥセンター、サムホテル、クアトロサイソンスホテル、ロッジャーホテル、カラカンジホテル、JM レジデンツなどがあります。

中央アフリカ共和国におけるバンギの位置が判る地図

地図サイズ：500ピクセル X 360ピクセル

　バンギへの交通アクセスは、飛行機ではバンギ・ムポコ国際空港（Bangui M'Poko International Airport）があります。
　ヨーロッパからはフランスのパリからバンギまで飛行機で 6時間40分（直行便、2便/週）です。アフリカ諸国からはカメルーンのドゥアラからバンギまで飛行機で 1時間35分（直行便、0～3便/日）、ウガンダのカンパラ（エンテベ）から 2時間35分（直行便、2便/週）、ケニアのナイロビから 3時間10分（直行便、2便/週）です。
　中央アフリカ共和国国内では首都バンギからビンボまで車で 27分（南西へ道なりで 11.8km）、ムバイキまで車で 2時間20分（南西へ道なりで 115km）、ベルベラティまで車で 8時間40分（西へ道なりで 520km）、ブワルまで車で 7時間15分（北西へ道なりで 435km）、カガ＝バンドロまで車で 4時間25分（北北東へ道なりで 335km）です。

バンギ地図（Map of Bangui, Central African Republic）

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