JR富山港線(1924年開業〜2006年2月28日廃止)を引き継ぎ、富山駅付近の1.1kmを路面電車化して2006年4月29日より「富山ライトレール(愛称:ポートラム)」としてリニューアルオープンしました。なお路線名は「富山ライトレール富山港線」です。
超低床式車両(LRV)の導入と運行本数の増大(15分毎の運行)で集客数の向上と富山市街地の活性化を狙っています。鉄道としては富山県内初のICカードが導入されました。JRが赤字で手放した路線、引き継ぐ富山市の第3セクター会社の苦戦が予想されます。「ライト レール トランジット(LRT)による地域活性化のモデル」として全国からの視察団による経済効果が地元では噂されています。多くのノベルティグッズを販売し、赤字の補填にしようと頑張っています。
2014年度に予定される北陸新幹線の富山乗り入れ時には、富山駅付近の高架化が行われ、ライトレールが富山地方鉄道の富山市内軌道線と接続する予定です。
なお富山県内では、高岡市の万葉線でライトレール(LRT)が既に運行されています。凄いぞ富山県、同一県内の2市に路面電車が残っています。今回の富山ライトレールと合わせて、3路線も路面電車があります。それだけ、田舎・・・?。
路線(電停):富山駅北、インテック本社前、奥田中学校前、下奥井、粟島(大阪屋ショップ前)、越中中島、城川原、犬島新町、蓮町、大広田、東岩瀬、競輪場前、岩瀬浜。
駅名の命名権が1500万円で売り出され、「インテック」「大阪屋ショップ」が買い取りました。
料金:均一で大人200円、小人100円。2007年3月31日までは、平日の日中・土曜・休日料金が半額の大人100円、小人50円。
富山ライトレール | ||
富山駅北口 |
競輪場前〜岩瀬浜の鉄橋 |
車内 |