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アンカラ ユリアヌスの柱 写真
ユリアヌスは、古代ローマ帝国(コンスタンティヌス朝)の皇帝です。在位期間は、西暦361年から363年です。コンスタンティヌス1世の甥です。幼少の頃、皇帝コンスタンティウス2世によりイオニアへ幽閉され、その時にギリシア哲学を学び、多神教に触れローマの伝統がキリスト教によって衰退することを恐れキリスト教に反感を抱くようになったといわれています。即位後、キリスト教徒への特権を廃止するなどの政策をとったためキリスト教徒からは「背信者」の烙印を押された皇帝です。363年にササン朝ペルシアとの戦争を始め、ペルシャの首都クテシフォンまで進撃しましたが、別働隊が到着しなかったため攻略を断念し撤退しました。その時のその傷が元で死亡しました。
ユリアヌスの柱は、アンカラのウルス地区(旧市街)にあります。この柱は、ユリアヌス帝の来訪を記念して西暦362年に建てられました。高さは15メートルで、円形の煉瓦を積み重ねて出来ています。
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