1995年 スペイン旅行で訪れたコルドバの写真です。
コルドバは、約1000年前にアラブの一大文化が栄え、ヨーロッパ随一の大都会を形成していたとは想像し難いかもしれません。コルドバが花開いたのはローマの植民地「ベティカ」の時代で、後の10世紀イスラム教カリフ王国の時代に最盛期を迎えました。当時のコルドバの人口は100万近くに達したとも言われ、現存する大回教徒寺院をはじめ市内には300ものイスラム寺院がありました。また学問の町でもあり、医学・天文学・哲学・文学等など諸学問の中心地であり、古今東西の文献はここで翻訳されヨーロッパ全土へと伝播しました。すぐれた学者を輩出し、国外からの留学生も多数受け入れていたと云われています。
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