チェンライ国際空港(Mae Fah Luang-Chiang Rai International Airport, IATA: CEI)は、タイ北部のチェンライ県に位置する国際空港で、チェンライ市街中心部から北東へ約10kmの場所に位置しています。空港は1998年以降、タイ空港公社(Airports of Thailand Public Company Limited (AOT))によって管理運営されています。このチェンライ空港はタイ最北部への観光旅行のゲートウェイとしてだけではなく、ラオスなどの近隣諸国へ距離的に近いためビジネス旅行者にとっても便利な空港です。この空港は、年間旅客数が約50万人、航空機の離着陸回数が3,900回、航空貨物取扱高が2,700トンとなっています。
チェンライ市街から空港へは、パホヨーティン高速道路(Phahonyothin Road)で結ばれています。空港から南へこの道路を進むとチェンライ市街中心部へ行くことができ、第二バスターミナルがあります。このバスターミナルからは、バンコク、チェンマイ、メーチャン、メーサイおよびタイ・ミャンマー国境地帯にある集落への長距離バスが発着しています。また、パホヨーティン高速道路の東側には新しく建設されたVhiangburapha Roadがあり、比較的渋滞が少なくスムーズに空港へ行くことができます。この道路は、チェンライ県立スタジアムの横を通り、Pao Khun Roadを東へ進むことでパホヨーティン高速道路に接続されています。
この空港の正式名称は、「メイファールアン=チェンライ国際空港(Mae Fah Luang-Chiang Rai International Airport)」です。空港施設は、国際便を取り扱う機能がありますが、現在のところ国際便は就航していません。しかしながら、世界の主要都市へのフライトがありタイの空の玄関口となっているスワンナプーム国際空港へのフライトがあります。なお、バンコクまでの飛行時間は約1時間20分です。
空港名:チェンライ国際空港 / 英語:Mae Fah Luang-Chiang Rai International Airport / タイ語:ท่าอากาศยานแม่ฟ้าหลวง เชียงราย