大連周水子国際空港(Dalian Zhoushuizi International Airport)は、中国東北部の遼寧省郊外(中心部から北西に10キロメートルの甘井子区)に位置する空港です。空港は、軍民共用となっていますが大連周水子国際機場股份有限公司(Dalian Zhoushuizi International Airport Co., Ltd.)によって運営されています。2008年の空港利用客は、約955万に達し、遼寧省・吉林省・黒竜江省のある中国東北部では最大の空港、中国全体で16番目の空港です。
この大連周水子国際空港は、1905年に日本海軍が大連市周水子に周水子飛行場を建設したのが始まりで、1972年10月に本格的な軍用空港として拡張され、中国有数の国際空港となりました。空港が手狭で能力を超えて運用されているため、2010年末完工を目指して「周水子空港第3期工事」が進められており、完成後は年間1600万人~1800万人の処理能力を持つ空港となる予定です。また、大連市金州区金州湾・三十里堡に新空港を建設する予定(2015年開港)もあります。
名前:大連周水子国際空港 / 大连周水子国际机场 / Dalian Zhoushuizi International Airport