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トゥーバ地図
トゥーバ(フランス語/英語:Touba、ハッサニア語:توبا
、「至福」という意味、ウォロフ語:Tuubaa)は、セネガル共和国西部内陸(セネガル中部)のジュルベル州ンバケ県にある都市で、イスラム教ムーリッド教団の聖地です。2023年統計の人口は 1,120,824人(2010年時点では人口 529,176人)で、セネガルでは首都ダカールに次いで 2番目に人口の多い都市です。海抜 35メートル(115フィート)、北緯 14度52分 西経 15度53分です。トゥーバはムーリッド教の聖地であり、その創始者であるシャイフ・アフマドゥ・バンバ・ムバケの墓所でもあります。彼の墓の隣には、1963年に完成した大きなモスクが建っています。
地名の由来は定かではありませんが、「イスラム百科事典」によると、「アラビア語の tawba(悔い改め)」など、様々な語源が伝えられています。この名前は、イスラムの伝統における楽園の木の名前「トゥーバー」と表面的に類似しており、スーフィズムにおいてこの象徴的な木は、精神的な完成と神への近さへの憧れを表しています。しかし、百科事典は、この地名は「おそらく「祝福」を意味するトゥーバーに由来する」と結論付けています。
この都市は、「バオル(Baol)」の小さな村落として誕生しました。シャイフ・アマドゥ・バンバ・ムバケ(Shaikh Aamadu Bàmba Mbàkke、通称:シェイク・アマドゥ・バンバ(Cheikh Amadou Bamba)、1853年~1927年)は、この地の大木の下で超越的な瞬間に宇宙的な光のビジョンを体験し、この集落を有名にしたと言われています。アラビア語で「トゥーバー」は「至福」を意味し、来世における永遠の命の甘美な喜びを想起させます。
アマドゥ・バンバは 1887年にトゥーバを創設しました。この聖地は、40年後に彼が亡くなり、大モスクの跡地に埋葬されるまで、荒野に佇む小さな孤立した場所でした。隣接するムバケ(アマドゥ・バンバの曽祖父が 1796年に創設)と共に、ムリデ都市圏は、首都ダカールに次ぐセネガルで 2番目に大きな都市圏となっています。
トゥーバ イメージ(トゥーバ大モスク)
トゥーバの観光名所としては、トゥーバ大モスク(Great Mosque at Touba、1963年に完成した西アフリカ最大級のモスク)、セリーニュ・シェイク・モスク(Mosque Serigne Cheikh)、クール・ニャン・モスク(Mosquée de Keur Niang)などがあります。
トゥーバのホテルは、トゥーバ・ンダマトゥ(Touba Ndamatou)、レジデンス・マメ・モール(Résidence Mame mor)、ペンチオウム・パレン(Penthioum Pallén)、トウバ・ソウラ・ポステ・コウラント(Touba Sourah poste courant)、エルハジ・ンディアエ・トゥーバ・マルシェ・マメ・ビンタ(Elhadji Ndiaye Touba Marché Mame Binta)などがあります。
セネガルにおけるトゥーバの位置が判る地図
地図サイズ:480ピクセル X 360ピクセル
トゥーバへの交通アクセスは、
セネガルの首都ダカールからトゥーバまで車で 2時間30分(東へ道なりで 190km)、ティエスから車で 1時間40分(東へ道なりで 120km)、ディウルベルから車で 54分(北東へ道なりで 54.2km)です。トゥーバからンバケまで車で 19分(南南西へ道なりで 8.1km)です。
トゥーバ地図(Map of Touba, Senegal)
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