ネパール：ティラウラコット地図

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ティラウラコット地図

　ティラウラコット（英語：Tilaurakot）は、ネパール中央南部のルンビニ県カピラバストゥ郡に位置しています。紀元前6世紀から前4世紀頃に存在したシャカ国の都城「カピラ城（カピラバストゥ城）」があったと考えられている場所の一つです。王宮跡とされる遺跡（東西400m、南北550m、ただし遺跡自体はブッダより後の時代との説）、王宮跡からの出土品を展示するカピラバストゥ博物館、シャカ（ブッダい）の両親（シュッドーダナ王とマーヤー王妃）を火葬した場所とされる双子仏塔跡（仏塔は紀元前4世紀～前2世紀のマウルア朝に建立）があります。ティラウラコット（カピラ城跡）や周辺の仏跡へ行く場合は、タウリハワという小さな街が拠点となります。

ネパールにおけるティラウラコットの位置が判る地図

地図サイズ：480ピクセル X 360ピクセル

　ルンビニからタウリハワまで車で40分（北西へフラキ・ロード（Hulaki Rd）を道なりで26km）です。ライラワからルンビニ（パルサ・バス停）を通りタウリハワまでのバスが30分間隔で運行しています。タウリハワからは、ティラウラコット（カピラバストゥ博物館）まで車で10分（北へ道なりで4km、徒歩では50分）、クダン遺跡まで車で4分（南西へ道なりで2.8km、徒歩では35分）、ニグリハワまで車で12分（北東へ道なりで7.5km、徒歩で1時間30分）です。

ティラウラコット地図（Map of Tilaurakot, Kapilvastu District, Lumbini Zone, Nepal）

ティラウラコットの観光名所とホテル

ティラウラコットの観光名所

1. カピラバストゥ博物館 / Kapilvastu Museum

2. カピラバストゥ遺跡 / Kapilavatthu Ruins：王宮跡？

3. 双子仏塔 / Jori Sutupa：シャカの両親（シュッドーダナ王とマーヤー王妃）を火葬した場所とされる所に建てられた仏塔跡（仏塔は紀元前4世紀～前2世紀のマウルア朝に建立）

ティラウラコットのホテル

4. カダク・ホテル＆レストラン / Khadka Hotel And Resturent

ティラウラコット周辺の仏教遺跡

5. タウリハワ / Taulihawa：ティラウラコットなど周辺の仏跡への拠点となる街、ルンビニからタウリハワまで車で40分

6. クダン遺跡 / Kudan Stupa Site：ブッダが悟りを開いて6年後に故郷へ帰ったときに滞在したニグローダ樹園の跡とされる場所で、仏塔跡や僧院跡があります。ティラウラコットからクダンまで車で12分（南へ道なりで6km）

7. ゴティハワ / Gotihawa Stupa & Pillar Site：ブッダを含めて過去に誕生した過去七仏の1人であるクラクチャンダ仏（倶留孫仏 = くるそんぶつ、サンスクリット語（梵）：Krakucchanda、パーリ語（巴）：Kakusandha）が誕生し入滅したとされる場所でアショカ王の石柱があります。王柱は基部がこの場所にあり、柱頭部はクダン遺跡の僧院跡に祀られています。

9. ニグリハワ / Niglihawa (Araurakot Asoka Pillar)：過去七仏の1人であるカナカムニ仏（倶那含牟尼仏 = くなごんむにぶつ、梵：Kanakamuni、巴: Konagamana）の生誕地を示すアショカ王柱があります。

7. アウロラコット / Araurakot：カナカムニ仏の生誕地とされる城塞跡、ただし現在は土塁跡とレンガが散らばるだけの荒地となっています。ニグリハワから南東へ1km

10. サガルハワ / Sagarhawa：マガータ国がシャカ国を滅ぼした時に捕虜にしたシャカ族を虐殺したといわれる湖

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