ケニア：ルイル - 旅行のとも、ZenTech

ルイル地図

　ルイル（英語：Ruiru）は、ケニア中南部のキアンブ郡（キアンブ・カウンティ（旧中央州の南部））にある自治体であり、ナイロビ大都市圏に位置しています。2019年の国勢調査によると、ルイルは人口でケニアでは首都ナイロビとモンバサおよびナクルに次いで 4番目に大きな都市圏です。ルイルという名前はキクユ語に由来し、ルイルの大部分で見られる黒い綿土に由来していると考えられます。
　ルイルは、首都ナイロビの中央ビジネス地区から北東に約 20キロメートル（12マイル）の道路沿いに位置しています。ルイル郡の面積は 292平方キロメートル（113平方マイル）で、ナイロビとは道路と鉄道で結ばれています。ルイルの地理座標は、南緯 1度 10分04秒、東経 36度 58分24秒（緯度：-1.167778、経度：36.973333）です。ルイル市の平均標高は海抜 1,565メートル（5,135フィート）です。
　この地域はかつてサイザル麻とコーヒーの栽培地で、ティカへ向かう主要道路の右手、川の両岸にサイザル麻が栽培されていました。現在は住宅地となっています。川の南側の農地には、かつて4軒の管理人宅がありました。この地域は 1970年代にアフリカのコンソーシアムに譲渡され、小規模農地として開発されました。
　ケニア独立以前、ルイルはナイロビ市議会の管轄下にあり、西部農村地区と呼ばれていました。独立後、この地域はキアンブ郡議会の管轄下に置かれ、1986年に町議会に昇格しました。1997年、ルイルは 9つの選挙区（ビアシャラ、ギトトゥア、ガトンゴラ、カハワ・スカリ、ギトゥライ、キンボ、ジャカランダ、シータ、ビワンダ、ムレラ）からなる自治体に昇格しました。
　2008年5月の大統領令によるナイロビ都市圏（NMR）の創設により、ルイルはより広範な都市統合計画の対象となりました。

ルイルイメージ（ゼテック大学）

ケニアにおけるルイルの位置が判る地図

地図サイズ：380ピクセル X 460ピクセル

　ルイルへの交通アクセスは、ケニアの首都ナイロビからルイルまで車で 29分（北東へ道なりで 24.3km）です。ルイルからティーカまで車で 21分（北東へ道なりで 18.3km）です。

ルイル地図（Map of Ruiru, Republic of Kenya）

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