ケニア：ナクル - 旅行のとも、ZenTech

ナクル地図

　ナクル（英語：Nakuru、愛称：ナクス（Nax））は、ケニア中西部のリフト・バレー州にある都市、リフト・バレー州の州都となっています。ナクル郡の郡都であり、ナクルの人口は 570,674人（2019年現在）、ケニアでは首都ナイロビとモンバサに次いで 3番目もしくは 4番目に大きな都市であり、リフトバレー地域では最大の都市です。ウアシン・ギシュ郡エルドレットの北に位置するリフトバレー地域最大の都市圏となっています。ナクルはナイロビ＝ナクル高速道路沿いに位置し、ケニアの首都ナイロビから 160キロメートル（99マイル）の距離にあります。

　考古学的発見は、中央ビジネス地区から約 8キロメートル（26,000フィート）離れたハイラックス・ヒルで行われました。
　ナクルは 1904年1月28日、鉄道駅の正面玄関から 1マイル（約 1.6キロメートル）離れた地域がイギリス当局によってタウンシップと宣言されたことで誕生しました。町の名前は、ケニアのマサイ族に由来しています。
　植民地時代、イギリスはナクルをホワイト・ハイランドの一部として設立し、1952年に自治体となりました。
　ケニア共和国建国後、初代大統領ジョモ・ケニヤッタと第二代大統領ダニエル・アラップ・モイがそれぞれ準公邸を構えました。ナクルはケニアの政治の中心地として知られ、カリウキ・チョタラ、キヒカ・キマニ、ミルギ・カリウキ、コイギ・ワムウェレといった政治家が拠点としていました。
　2007年の選挙後の暴動で、ナクルでは数十棟の建物が全焼しました。
　2021年6月3日、ケニア上院がナクルの地位が市として認められるに十分であるとの決議を可決し、ナクルは自治体ではなくなりました。6月にケニア上院の承認を受け、ケニア共和国大統領は 2021年12月1日にナクルを都市として認可しました。ナクルは、ナイロビ、モンバサ、キスムに次いでケニアで 4番目に都市として宣言された都市中心部です。

ナクルイメージ（フラミンゴで有名なナクル湖）

　ナクルの観光名所としては、ナクル湖（Lake Nakuru、ナクル湖国立公園、世界遺産「大地溝帯にあるケニアの湖沼群」の構成要素の一つ）、バボーン・クリフ・ビューポイント（Baboon Cliff View Point、ナクル湖の展望場所）、ハイラックス・ヒル遺跡（先史時代の遺跡）、ハイラックス・ヒル・ミュージアム（Hyrax Hill Museum）、ニャヨ・ガーデンズ・パーク（Nyayo Gardens Park）などがあります。

　ナクルのホテルは、イーストマークホテル、トゥマイニコテージ & カンファレンスセンター、メリカホテル、ザオレ＝ケンホテル、タイディススイーツナクル、セーフライフロッジ、ホームベースガーデンス、サロヴァウッドランズホテル & スパナクル、サロヴァライオンヒルゲームロッジ: ケニアサファリロッジインレイクナクルナショナルパーク（高級サファリロッジ）、デラックス・ホテル、ヴィエンナ・ウッズ・ホリデーインホテル・ナクル、ホテル・ウォーターバック、レンジャーズキャッスルロッジ、スリープウェイコテージ、キヴリゾート、リーフィパークヴィラ、イーグルパレスホテル、ヒルコートリゾート & スパナクル、ジャリカカウンティーロッジなどがあります。

ケニアにおけるナクルの位置が判る地図

地図サイズ：380ピクセル X 460ピクセル

　ナクルへの交通アクセスは、ケニアの首都ナイロビからナクルまで車で 2時間55分（北西へ道なりで 170km）、ナイバシャから車で 1時間25分（北西へ道なりで 71km）です。ナクルからエルドレットまで車で 2時間55分（北西へ道なりで 156km）、キスムまで車で 3時間25分（西へ道なりで 185km）です。

ナクル地図（Map of Nakuru, Republic of Kenya）

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