プエルタ・デル・アルカラ(アルカラ門、スペイン語:Puerta de Alcalá, Madrid、英語:Alcalá Gate)は、スペインの首都マドリードの中心部(レティーロ区とサラマンカ区の境界)、独立広場(インデペンデンシア広場、Plaza de la Independencia)にある新古典主義の門です。
かつてのフェリペ4世の城壁(Walls of Philip IV)にあった門です。市の中心部近くにあり、ブエン・レティーロ公園(Parque del Buen Retiro)の正面入口から数メートルのところにあります。広場はアルカラ通り(Alcalá Street)で二分されていますが、通りは記念碑「アルカラ門」を横切ってはいません。アルカラ通りはアルフォンソ12世通り(Alfonso XII street)、セラーノ通り(Serrano street)、オロサガ通り(Olózaga street)の起点です。アルカラ門の名前は、マドリードから近くのアルカラ・デ・エナーレス(Alcalá de Henares)の町までの古い道に由来しています。
18世紀後半のマドリードは、中世の城壁に囲まれた、まだややくすんだ町のようでした。1774年頃、カルロス3世はフランチェスコ・サバティーニに、近くにあった古くて小さな門の代わりに、アルカラ市への拡張された道路が通る城壁に記念碑的な門を建てるよう依頼しました。1778年に開通しました。
装飾の細部はフランシスコ・グティエレスとロベルト・ミシェルによって彫刻され、コルメナールの白い石で作られています。建築資材は主にセゴビアの花崗岩で作られています。
中央の銘板には「REGE CAROLO III ANNO MDCCLXXVIII」と書かれています。
プエルタ・デル・アルカラ 写真
マドリード プエルタ・デル・アルカラ地図(Map of Alcalá Gate, Retiro district, Madrid, Spain)
地図サイズ:640ピクセル X 480ピクセル
プエルタ・デル・アルカラへの最寄り交通アクセスは、マドリード地下鉄 2線のレティーロ地下鉄駅(Retiro)があります。レティーロ駅からプエルタ・デル・アルカラまで徒歩 2分(150メートル)です。バスでは 1/2/9/15/20/51/52/74/146線などのプエルタ・デル・アルカラ バス停(Puerta de Alcalá)です。