エヴォラの地図です。エヴォラ(エボラ、ポルトガル語:Evora)は、ポルトガル南東部アレンテージョ地方エヴォラ県の県庁所在地となっている人口 56,596人(2011年現在)の都市です。古代ローマ帝国の時代からアレンテージョ地方の中心地として栄え、エヴォラ旧市街には歴史的建造物が多く残され「エヴォラ歴史地区(Historic Centre of Évora)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
エヴォラの観光名所としては、エヴォラ大聖堂(Sé de Évora、1280年~1340年、ポルトガル有数の歴史ある大聖堂)、サン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco、15世紀末~16世紀初、ゴシック様式とマヌエル様式が融合した教会堂)、マヌエル王宮(Royal Palace of Évora、ポルトガル王マヌエル1世(1469年5月31日生~1521年12月13日没)の宮殿、ゴシック様式とルネサンス様式が融合した建築物)、エヴォラ大学(University of Évora、1559年に創設されたイエズス会の神学校を起源とする大学)、ローマ神殿(Roman Temple of Évora、ローマ皇帝アウグストゥスを祀るため1世紀に建てられた神殿、別名 ディアナ神殿)、ロイオス教会(Convento dos Lóios、15世紀)、カダヴァル公爵邸(Palace of the Dukes of Cadaval、14世紀、ファサードは17世紀)、ヴァスコ・ダ・ガマ邸宅(Casas Pintadas de Vasco da Gama、1519年から1524年の5年間、ヴァスコ・ダ・ガマが暮らした建物)などがあります。