コモ湖(イタリア語: Lago di Como / 英語:Lake Como)は、イタリア北部のロンバルディア州に位置し、アッダ川流域にある淡水湖で、イタリアでは3番目に大きな湖であり、逆Y字形の形状となっています。「ラーリオ湖(Lago di Lario)」の別名もあります。このコモ湖は、ミラノから北へ約62キロメートル、ベルガモから北西へ約48キロメートル、スイスのルガノから東へ約24kmの場所に位置しています。古代ローマ時代から避暑地として利用された、ヨーロッパ有数のリゾート地です。
このコモ湖の面積は146平方キロメートルあり、水面標高が 198メートル、最大水深が 410メートルとなっています。コモ湖に面する街としては、コモ湖観光の玄関口となるコモ(コモ湖の南西端)の他にベッラージョ、レッコ(コモ湖の南東端)、マンデッロ・デル・ラーリオ、コーリコ・ピアーノ、ソーリコ(コモ湖の北端)、グラウェドーナ・エド・ウニーティ、メナッジョなどの街があります。またコモ湖の周辺には、北にメッヅォーラ湖、南東から南西にかけてガルラーテ湖とアンノーネ湖とプジアーノ湖とセグリーノ湖とアルセリオ湖およびモントルファノ湖、西にピアーノ湖とルガノ湖があります。