ギリシャ：サモス島 - 旅行のとも、ZenTech

旅行のとも、ZenTech > 海外旅行地図 > 南ヨーロッパ地図 > ギリシャ地図 > ギリシャの島々地図 > 北東エーゲ諸島地図

サモス島地図

　サモス島（ギリシャ語：Σάμος（Sámos）、トルコ語名：Sisam Adası（スィサム島）、英語：Samos Island, Greece）は、ギリシャ共和国・エーゲ海の東部、トルコ沿岸にある北東エーゲ諸島に属する島です。キオス島の南、パトモス島およびドデカネス諸島の北に位置し、トルコ西部の沖合直ぐの場所にあります。トルコとは幅 1.6キロメートル（1.0マイル）のミカレ海峡を隔てています。行政的には北エーゲ地方サモス県に属しています。また、北エーゲ海地域の独立した地域でもあります。サモス島の人口は 32,642人（2021年現在、2011年時点では人口 32,977人）、面積 477.4平方キロメートル（184.3平方マイル）、最高峰はケルケテウス山（標高 1,434メートル（4,705フィート）、北緯 37度45分東経 26度50分です。サモス島の中心となる街は、北東沿岸にあるサモス・タウンです。
　このサモス島は、ギリシャ神話の主神ゼウスの正妻である女神ヘーラーが生まれた島とされ、古代ギリシャ時代のヘーラー神を祀った神殿遺跡はユネスコの世界遺産「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」に登録（1992年）されています。また古代ギリシャの哲学者エピクロスやピタゴラスの生誕地としても知られています。古代、サモス島は非常に豊かで強力な都市国家であり、特にブドウ園とワインの生産で知られていました。サモス島には、ユネスコ世界遺産に登録されているピタゴラスイオンとサモス島のヘライオンがあり、古代工学の驚異であるエウパリニア水道橋も含まれています。サモス島は、ピタゴラスの定理の由来となったギリシャの哲学者・数学者ピタゴラス、哲学者サモス島のメリッソスとエピクロス、そして地球が太陽の周りを回っているという説を初めて提唱した天文学者サモス島のアリスタルコスの生誕地です。サモス島のワインは古代からよく知られており、現在でも島で生産されています。
　1835年から 1913年3月にギリシャに併合されるまで、この島はオスマン帝国の宗主権下にある半自治権を持つサモス公国によって統治されていました。

サモス島イメージ（サモス・タウン）

サモス島地図（日本語表記）

地図サイズ：340ピクセル X 280ピクセル

サモス島白地図

地図サイズ：340ピクセル X 280ピクセル

サモス島の街と見所

街 / 見所	英語	備考
サモス・タウン	Samos Town	サモス島の中心となっている街
ピタゴリオ	Pythagoreio	古代ギリシャ・古代ローマ時代にはサモス島の都となった場所で数学者ピタゴラスの生誕地です。古代の要塞遺跡やローマ遺跡など多くの遺跡が残され世界遺産に登録されています。
エフパリノスのトンネル	Tunnel of Eupalinos	サモス最盛期の紀元前6世紀に造られた水道トンネル（建設時は内陸のミティリニ（Mytilinii）からピタゴリオまでの全長1350メートル）
ヘラ神殿	Temple of Hera	世界遺産
ヴァシィ	Vathi
コカリ	Kokkari
カルロヴァスィ	Karlovasi
マラソカボス	Marathokampos
パゴンダス	Pagondas
ホラ	Hora
サミオプラ島	Samiopoula Island

ギリシャにおけるサモス島の位置が判る地図（Map of Samos Island, Greece）

地図サイズ：480ピクセル X 360ピクセル

エーゲ海サモス島地図

地図サイズ：540ピクセル X 460ピクセル

サモス島地図（Google Map）

サイト内の関連コンテンツ
サモス島のホテル、サモス島地図、サモス気温、サモス島の天気、

ページ先頭（ギリシャ：サモス島地図）へもどる。