ポンピドゥー・センター（フランス語：Centre Pompidou）は、正式にはジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター（フランス語：Centre national d'art et de culture Georges-Pompidou、英語：National Georges Pompidou Centre of Art and Culture）であり、口語ではボーブール（Beaubourg）としても知られ、フランスのパリにある建築群です。リチャード・ロジャース、スー・ロジャース、レンゾ・ピアノ、そしてジャンフランコ・フランキーニの建築チームによってハイテク建築スタイル（現代建築様式）で設計されました。この建物は、1969年から 1974年までフランス大統領を務め、このポンピドゥー・センターの構想を決定したジョルジュ・ポンピドゥー（Georges Pompidou、芸術に造詣が深かった政治家、フランス共和国第19代大統領、在任期間：1969年～1974年）にちなんで名付けられ、1977年1月31日にヴァレリー・ジスカール・デスタン大統領によって正式にオープンしました。
ポンピドゥー・センターはパリ4区のボーブール地区にあります。ここには広大な公共図書館である公共情報図書館（BPI：La Bibliothèque publique d'information）、ヨーロッパ最大の近代美術館である国立近代美術館（MNAM：Musée national d'Art moderne）、音楽と音響の研究センターである国立音響音楽研究所（IRCAM = Institut de recherche et coordination acoustique/musique）、産業創造センター、映画館、多目的ホール、会議室、アトリエ・ブランクーシ、カンディンスキー図書館が入っています。ジョルジュ・ポンピドゥー広場は美術館の前にある広場です。
なお、ポンピドゥー・センターは改修工事のため2025年3月2日から 2030年まで閉鎖されます。BPIは一時的にルミエール・ビルに移転します。
ポンピドゥー・センター地図（Map of Centre Pompidou, Paris, France）
地図サイズ：720ピクセル X 580ピクセル
ポンピドゥー・センターへの最寄り交通機関は、パリ・メトロ（地下鉄）11号線 ランビュトー地下鉄駅（Rambuteau）、1/11号線 オテル・ド・ヴィル地下鉄駅（Hôtel de Ville）、バスでは 38/75/N12番のセントレ・ジョルジュ・ポンピドゥー バス停（Centre Georges Pompidou）があります。
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