グスタビア(フランス語:Gustavia, Saint Barthélemy)は、大西洋西部・カリブ海の小アンティル諸島リーワード諸島にあるフランス領サン・バルテルミーの首府となっている街、サン・バルテルミー島の南西岸中部に位置する街です。グスタビアの人口は 2,300人、フランス領サン・バルテルミーの最大都市です。海抜 3.4メートル、北緯 17度53分52秒 西経 62度51分02秒です。「グスタビア」という街の名前は、スウェーデン王グスタフ3世(Gustav III、1746年1月13日生~1792年3月29日没、在位:1771年2月12日~1792年3月29日)に因んでいます。サン・バルテルミー島は1648年にフランス人が入植しフランスが領有し、1651年にマルタ騎士団、1744年にはイギリス領となり、スウェーデン王グスタフ3世の治世であった1784年にサン・バルテルミー島を買収しスウェーデン領としました。フランス時代はル・カレナージュ(Le Carénage)という名前の街でしたが、1786年にグスタビアに改称されました。その後、約100年間スウェーデンは西インド諸島での植民地経営を行いましたが利益を上げられず、1878年に再びフランス領となり、町の名前はそのままグスタビアが使われました。
グスタビアの観光名所としては、聖母被昇天教会(Church of Our Lady of the Assumption)、セント・バーツ教会(St Bartholomew's Anglican Church, St Barts、英国国教会)、カール砦(Fort Karl)、プチ・コレクション美術館(Le P'tit Collectionneur)、キヌガワ・サン・バルテルミー(Kinugawa Saint-Barthélemy、日本料理店)、シェル・ビーチ(Shell Beach)、グスタビア灯台(Gustavia Lighthouse)などがあります。
グスタビアのホテルとしては、ホテル・バリエール・ル・カール・グスタフ(Hôtel Barrière Le Carl Gustaf)、シャレー・デュ・ポート・レンタル(Chalet du Port Rental)、サンセット・ホテル・サン・バルテルミー(Sunset Hotel St Barth)、ヴィラ・ウルスラ・サン・バルテルミー・ホリデーアパートメント(Villa Ursula StBarth)などがあります。