北朝鮮：開城 - 旅行のとも、ZenTech

開城地図

　開城特別市（かいじょうとくべつし、ケソントゥクピョルシ、朝鮮語：개성특별시、英語：Kaesong Special City, North Korea）は、北朝鮮の南部にある都市（特別市）です。開城の人口は 308,440人（2008年現在）、北朝鮮全体では 9番目に人口の多い街です。面積 179平方キロメートル（69平方マイル）、北緯 37度58分東経 126度33分です。10世紀に建国された高麗（西暦 918年～1392年）の王都がおかれた街です。開城の東は、北朝鮮と韓国の軍事境界線となっており、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた板門店があります。

　開城の観光名所としては、高麗博物館、開城歴史遺跡、善竹橋、満月台、仏一沙汰層塔、停戦協定調印場、キョンドク宮、高麗成均館（開城成均館）、王建王陵などがあります。

北朝鮮における開城の場所が判る地図

地図サイズ：420ピクセル X 440ピクセル

　開城への交通アクセスは、鉄道では平釜線（京義線）の開城駅（Kaesong Railway Station）や板門駅などがあります。なお鉄道の線路は板門駅から軍事境界線を越えて都羅山駅から文山駅に繋がっています（現在は旅客・貨物とも運行していません）。北朝鮮の首都平壌から開城まで車で 1時間55分（南南東へ道なりで 185km）、沙里院から車で 1時間10分（南東へ道なりで 115km）です。開城から板門店まで車で 17分（東へ道なりで 13km）、海州まで車で 1時間25分（西北西へ道なりで 97km）です。

開城地図（Map of Kaesong Special City, North Korea）、Google Map

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