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タラナキ地方
ニュープリマス地図
ニュープリマス(英語:New Plymouth, New Zealand、マオリ語:Ngāmotu)は、ニュージーランド 北島 西海岸のタラナキ地方の主要都市です。タラナキ地方の最大都市です。北島の西海岸に突き出た半島の先にあり、タスマン海 に面し年間を通して高波が多いためサーフィンやウィンド・サーフィンの適地として知られています。そして陸地に眼を向けるとニュープリマスの南には、北島で2番目に標高の高いマウント・タラナキ(標高 2,518m、Mount Taranaki、別名マウント・エグモン(Mount Egmont))がそびえています。このマウント・タラナキは、富士山型(円錐形)の山で、映画「ラスト サムライ(2003年製作のアメリカ映画)」のロケ地にもなりました。
その都市名は、ニュープリマスに最初に移住してきたイギリス人移民の出身地である、イングランド地方 デヴォン州 のプリマス市 に由来しています。ニュープリマス市といくつかの小都市を含むニュープリマス地区は、ニュージーランド全67地区中10番目に大きく、人口は 90,100人です。これはタラナキ地方の総人口の約 3分の 2、ニュージーランドの総人口の 1.7%に相当します。ニュープリマス地区には、ニュープリマス市(60,200人)、ワイタラ(7,720人)、イングルウッド(3,970人)、オアクラ(1,780人)、オカト(561人)、ウレヌイ(429人)が含まれます。都市面積 74.79平方キロメートル(28.88平方マイル)、自治体面積 2,205.6平方キロメートル(851.6平方マイル)、南緯 39度03分28秒 東経 174度04分27秒です。
ニュープリマス市自体は、集約的な牧畜業(主に酪農)や石油、天然ガス、石油化学製品の探査・生産など、地域の主要経済活動を支えるサービス拠点です。また、ニュージーランドに残る非政府系銀行の中で最大規模を誇るTSB銀行(旧タラナキ貯蓄銀行)の本拠地であり、地域の金融中心地でもあります。
特筆すべき見どころとしては、植物園(プケクラ公園)、高い評価を得ているゴベット=ブリュースター美術館(Govett-Brewster Art Gallery、別名:レン・ライ・センター&アートギャラリー(Len Lye Centre and Art Gallery))、タスマン海沿いに続く全長 13キロメートルのニュープリマス・コースタル・ウォークウェイ、レン・ライ設計による高さ 45メートルの「ウィンド・ワンド」、パリトゥトゥ・ロック、そしてタラナキ山の眺望などが挙げられます。
ニュープリマスは、2021年に国際住みやすいコミュニティ賞で、最も住みやすい都市(人口 7万5千人~15万人)に選ばれました。2023年には、Keep New Zealand Beautifulにより、ニュージーランドで最も美しい小都市に選ばれました。また、2008年にも複数の賞を受賞しています。2010年には、政府により、歩行者と自転車利用者のための「モデルコミュニティ」2つのうちの 1つに選ばれました。ニュープリマスは、自転車利用者と歩行者に対して既に肯定的な姿勢を示していたため、歩行と自転車利用を促進するためのインフラ整備とコミュニティプログラムに投資するために 371万ドルを受け取りました。
ニュープリマス イメージ(ゴベット=ブリュースター美術館(Govett-Brewster Art Gallery))
ニュープリマス 観光
ニュープリマス地区はイベントの中心地として知られ、毎年恒例のTSBバンク・フェスティバル・オブ・ライツ、タラナキ・パワーコ・ガーデン・スペクタキュラー、WOMAD、隔年開催のタラナキ・アーツ・フェスティバルといった大規模なフェスティバルをはじめ、ラグビー、サーフィン、クリケット、テニスなどの国際試合や、毎年開催されるITUワールドカップ・トライアスロンといったスポーツイベント、そしてエルトン・ジョン、ジャック・ジョンソン、R.E.M.、ジョン・ファーナム、フリートウッド・マックなどのコンサートなど、数多くのイベントが開催されています。
肥沃な火山性土壌に恵まれたこの街は、美しい庭園でも有名です。中でも特筆すべきは、市中心部にある52ヘクタールのプケクラ公園(国指定重要庭園)と、ポウアカイ山脈の高地に位置する国際的に重要なシャクナゲ園、プケイティです。
プケクラ公園は、毎年12月中旬から 2月上旬まで無料で開催されるTSBバンク・フェスティバル・オブ・ライツの会場でもあります。昼夜を問わず、あらゆる年齢層が楽しめるイベントプログラムが用意されており、フェスティバル期間中は毎晩、公園がライトアップされた幻想的な世界へと変貌します。
市内中心部の海岸沿いには、世界初の専用設計の総合博物館、図書館、情報センターであるプケ・アリキがあります。
近くには、現代美術館であるゴベット・ブリュースター美術館があります。美術館には、映画監督でありキネティック・アーティストでもあるレン・ライのコレクションを収蔵する、美術館の増築部分であるレン・ライ・センターがあり、2015年に開館しました。
沿岸遊歩道は、東のベル・ブロックの入り口から西のタラナキ港まで、ほぼ市街地の全長にわたって広がる13kmの海岸沿いの遊歩道です。遊歩道には、象徴的なテ・レワ・レワ橋があり、ウォーキング、ランニング、サイクリング、スケート、あるいは単にドラマチックな西海岸の景色を楽しむのに最適です。数々の賞を受賞しており、2008年にはニュージーランド最高の自転車施設としてサイクルフレンドリー賞を受賞しました。
センターシティ・ショッピングセンターはニュープリマス唯一のショッピングモールで、50以上の店舗とサービス施設が入居しています。
ニュージーランドにおけるニュープリマスの位置が判る地図(Map of New Plymouth, Taranaki region, North Island, New Zealand)
地図サイズ:390ピクセル X 480ピクセル
ニュープリマス 地理と気候
市街地と郊外の地区としては(西から東へ)、スポッツウッド、ホエラーズ・ゲート、モトゥロア、マーフェル、ブラグドン、ハードン、リンマス、ウェスタウン、ファーンデール、フランクリー・パーク、ヴォーゲルタウン、ブルックランズ、ウェルボーン、ストランドン、ハイランズ・パーク、メリランズ、マンゴレイ、フィッツロイ、ワイワカイホ、グレン・エイボンがあります。
周辺の街としては、オアクラ、オマタ、ベル・ブロック、イングルウッド、ワイタラがあります。
ニュープリマスは海洋性気候で、湿潤で温暖な気候と言えます。夏の午後の平均気温は 21~22℃(70~72°F)、夏の夜間の平均気温は 12~13℃(54~55°F)です。ニュープリマスは冬が温暖で、平均気温は午後 13~14℃(55~57°F)、夜間は 5~6℃(41~43°F)です。年間平均降水量は 1,432ミリメートル(56.4インチ)です。2011年8月15日にはニュープリマスで雪が降り、これは数世代に一度の出来事と評される珍しい出来事です。ニュープリマスのある地点は 2021年に国内で最も日照時間の長い場所として選ばれ、2,592時間の日照時間を記録しました。
ニュープリマス 交通機関
ニュープリマス駅とワイタラを結ぶ全長18キロメートル(11マイル)の鉄道が 1875年に開通し、後にワイタラ支線となりました。翌年、南へストラットフォードまで延伸する路線の建設が始まり、1879年に開通、続いて1881年にはハウェラまで延伸されました。この路線はマートン・ニュープリマス線として知られ、1885年3月23日に完成しました。1886年11月3日にウェリントン・マナワツ線が開通したことで、ウェリントンへの直通鉄道が確立されました。
旅客サービスとしては、ニュープリマス・エクスプレス(1886年~1977年)、タラナキ・フライヤー(1926年~1959年)、オークランド行きニュープリマス・ナイト・エクスプレス(1933年~1971年)、そしてその後継となるタウマラヌイ行き(1971年~1983年)などが運行されていました。1956年以降、ほとんどの列車はスタンダード型と88人乗りのレールカーで運行されていました。1983年までに定期旅客列車はすべて廃止され、それ以降は保存協会による時折の観光列車のみがニュープリマスを訪れています。
ンガモツの防波堤は 1883年に完成し、船舶の安全な停泊場所を提供しました。モトゥロア埠頭は 1888年に完成しました。現在、タラナキ港はこの地域の主要な海事施設であり、ニュージーランド西海岸で唯一の深水港です。
路面電車は 1916年に運行を開始し、バス路線は 3年後に開設されました。路面電車は 1954年に廃止され、1950年から 1967年までは小規模なトロリーバスが運行されていましましたが、それ以外は 1991年の規制緩和までニュープリマス市交通局のバスが運行していました。現在、バスサービスはタラナキ地方議会との契約に基づき、シティリンク・ネットワークの一部として運行されています。
ニュープリマス競馬場に初めて航空機が着陸したのは 1920年のことです。商業便は 1937年6月にベルブロック飛行場から始まりました。この飛行場は第二次世界大戦中、ニュージーランド空軍基地として接収されていました。1966年、この施設は旧飛行場から北東3キロメートル(1.9マイル)の地点に、より大型の航空機に対応できる舗装滑走路を備えた現在のニュープリマス空港に置き換えられました。
ニュージーランドの首都ウェリントン から飛行機で55分(車では4時間40分、道なりで北西へ355km)、ニュージーランドの最大都市オークランド からニュープリマスまで飛行機で50分(車では4時間40分、南へ道なりで360km)です。
タスマン海におけるニュープリマスの位置が判る地図
地図サイズ:540ピクセル X 420ピクセル
ニュープリマス地図(Google Map)
ニュープリマスの交通機関と観光名所およびホテル
ニュープリマスの交通機関
トラベル・センター / Travel Centre, New Plymouth:インターシティ/ニューマンズ・コーチラインズの長距離バスが発着、オークランドから1日1便~2便(所要 6時間~6時間30分)、ウェリントンから1日1便~2便(所要 6時間40分~7時間)、アリキ・ストリートを挟んで観光案内所の南側
ニュープリマス空港 / New Plymouth Airport:ニュープリマス市街中心部から空港まで車で15分(東へState Highway 3号線を道なりで12km)、地図外右
ニュープリマスと周辺の観光名所
ニュープリマス観光案内所(アイサイト・ビジター・インフォメーション・センター) / New Plymouth i-SITE Visitor Information Centre:プケ・アリキ(博物館、図書館、観光案内所が入る複合施設)、1853年に建てらられたリッチモンド家の石造住宅「リッチモンド・コテージ」があります。所在地 65 St Aubyn St, New Plymouth
ウィンド・ワンド / The Wind Wand:海辺にあるモニュメント
ゴベット・ブリュースター美術館 / Govett-Brewster Art Gallery/Len Lye Centre:現代アート美術館、所在地 42 Queen St, New Plymouth
タラナキ大聖堂 聖メアリー教会 / The Taranaki Cathedral Church of St Mary:1846年に設立されたニュージーランド最古の石造教会、所在地 37 Vivian St, New Plymouth
マースランド・ヒル / Marsland Hill:かつてはマオリの砦があった丘、ニュープリマスの街やタスマン海、マウント・タラナキを眺められ、カリヨンや天文台があります。
プケクラ・パーク / Pukekura Park:1876年に開園した公園です。ブルックランズ動物園(Brooklands Zoo)、プケクラ競馬場(Pukekura Raceway)、噴水、ボート池、庭園、野外劇場などがあります。
タラナキ・サーマル・スパ / Taranaki Thermal Spa:温泉、所在地 8 Bonithon Ave, Moturoa, New Plymouth、ニュープリマス中心部からタラナキ・サーマル・スパまで車で5分(西へ道なりで2.1キロメートル、徒歩では25分)
マウント・タラナキ(タラナキ山) / Mount Taranaki:標高 2,518m、、別名マウント・エグモン(Mount Egmont)、エグモント国立公園(Egmont National Park)、ニュープリマス中心部からマウント・タラナキの山頂まで直線距離で南へ26キロメートル、地図外下
ニュープリマスのホテル
ウォーターフロント・ホテル / The Waterfront Hotel
キング&クイーン・ホテル・スイーツ / King and Queen Hotel Suites
キャリントン・モーテル / Carrington Motel
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