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セメイ地図
セメイ（カザフ語：Семей、英語：Semey、ソ連時代の都市名はセミパラチンスク（Семипалатинск））は、カザフスタン東部の東カザフスタン州にある都市で、イルティシュ川沿いに位置する街です。1718年に当地にロシア人が砦を築いたのがセメイの起源で、砦を築いた場所に仏教寺院跡の7つの建物があったことから「7つの部屋の町」を意味する「セミパラチンスク」と名付けられました。2007年に現在の都市名「セメイ」に改称されました。人口は 299,264人（2009年現在）、カザフスタンでは 9番目に人口の多い街です。面積 210平方キロメートル、北緯 50度26分 東経 80度16分です。1910年代末にトルキスタン・シベリア鉄道がセメイまで敷設され、中央アジアとシベリアを結ぶ交通の要衝として栄えました。世界的には1949年に設置されたセミパラチンスク核実験場（市街地から西へ150㎞離れた草原地帯）が有名で、1989年までの40回で通算 456回核実験（その内 116回は大気中での核実験）が行われました。
セメイの観光名所としては、ガスダールストヴェンニ・イストリコ＝クリトゥルニ・ザポヴェドニク＝ムゼイ・アバヤ（アベイ博物館、Абай Музейі）、中央広場（Central Plaza）、歴史博物館（History-of-the-land Museum）、ドストエフスキーの家（博物館、Dostoyevsky House-museum、ドストエフスキーがシベリア流刑後の兵役期間（1854年～1859年、セミパラチンスク守備大隊に配属）に住んだ家）、セメイ・ネフゾロフ博物館（Музей Семьи Невзоровых）、解剖学博物館（Anatomical Museum）、セメイ大橋（Семей қаласындағы аспалы көпір、吊橋）、アバイ広場（Abai Plaza）、ビオロギチェスキー・ツェントル（動物園、Биологический центр）、1つのミナレット・モスク（Бір Мұнаралы Мешіт）、メチェチ・モスク（Мечеть）、ヴォスクレセンスキー・サボール（復活大聖堂、Воскресенский Собор）、ヤミシェフスキエ・ヴォロタ（ヤミシェフスキー門、Ямышевские ворота）、パーミャトニク・パフシム・フ・アフガンスコイ・ヴォイネ（アフガニスタン戦争戦死者慰霊碑、Памятник Павшим в Афганской войне）などがあります。
セメイのホテルは、ホテル ヨーロッパ、グランド ホテル セメイ、ゴスティニトサ セメイ、ミニ ホテル VIP、ホテル セメイ シティ、ノマド ホテル、ガスチーニッツァ・ケル、アリナ ホテル、アジス イン、キャラバン ホステル、ホテル セメイ、ケンダル ホテル セメイ、ボードウェイ、ホテル リッチ、ホテル ツーリストなどがあります。
カザフスタンにおけるセメイの位置が判る地図
地図サイズ：540ピクセル X 340ピクセル
セメイへの交通アクセスは、飛行機ではセメイ空港（Semey Airport）、鉄道ではセメイ駅（Semey Railway Station）があります。
カザフスタンの最大都市アルマトイからセメイまで飛行機で 1時間25分（直行便、2～4便/日）、車で 17時間40分（北北東へ道なりで 1,130km）、首都アスタナ（ヌルスルタン）から飛行機で 1時間5分（直行便、2便/日）、車で 8時間50分（東へ道なりで 780km）、パヴロダルから車で 3時間55分（南東へ道なりで 335km）です。セメイからオスケメンまで車で 3時間5分（東南東へ道なりで 220km）、カルバタウまで車で 2時間（南東へ道なりで 165㎞）、ロシアのノヴォシビルスクまで車で 8時間40分（北北東へ道なりで 680km）です。
セメイ地図（Map of Semey, Republic of Kazakhstan）、Googlke Map
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