文化遺産(6箇所、地図の赤マーカー) |
1. スオメンリンナの要塞群 / Fortress of Suomenlinna:1991年登録、ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された海防要塞です。1748年にロシア帝国に対する守りを目的として要塞の建造が始まりました。当時のヨーロッパ随一の築城の名手ヴォーバンの築城思想を色濃く受けた星型要塞となっています。 |
2. ラウマ旧市街 / Old Rauma, the wooden city centre of Rauma:1991年登録、木造建築が建ち並ぶ街です。旧市街には家屋や倉庫など600軒ほどの建物があります。 |
3. ペタヤヴェシの古い教会 / Petäjävesi Old Church:1994年登録、1763年から1765年にかけて建てられた木造教会です。 |
4. ヴェルラ砕木・板紙工場 / Verla Groundwood and Board Mill in Jaala:1996年登録、フィンランドのヴェルラ村にあるかつての製紙・製材工場です。1872年に操業が開始され、現存する工場群は1882年以降のもので、1964年まで操業が続けられていました。現在は博物館となっています。 |
5. サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群 / Bronze Age Burial Site of Sammallahdenmäki, in Lappi:1999年登録、青銅器時代(紀元前1500年頃から紀元前500年頃)の墓地遺跡です。スカンジナビア半島にある青銅器時代の遺跡の中では最も重要な遺跡の一つです。 |
6. シュトルーヴェの測地弧 / Struve Geodetic Arc (transboundary property, shared with Belarus, Estonia, Finland, Latvia, Lithuania, Moldova, Norway, Sweden and Ukraine):2005年登録、ドイツ出身のロシアの天文学者「フリードリヒ・ゲオルク・ヴィルヘルム・フォン・シュトルーヴェ」が中心となって、 1816年から1855年に掛けて設置された三角点群です。 |
自然遺産(1箇所、地図の緑マーカー) |
7. クヴァルケン群島とヘーガ・クフテン / High Coast and Kvarken Archipelag (transboundary property, shared with Finland):2000年登録、2006年拡張、一帯は、氷河期には巨大な氷床が形成されており、それが後退するに従って陸地にのし掛かる重みが軽減され、その反動で年間平均 1cm前後という土地の隆起(リバウンド現象)が起こりました。 |
複合遺産 |
なし |