バレー(英語:The Valley, Anguilla)は、大西洋西部・カリブ海の小アンティル諸島リーワード諸島にあるイギリス領アンギラの首府となっている街、アンギラ島の中部に位置する街です。バレーの人口は 1,067人(2011年現在)、イギリス領アンギラの最大都市です。面積 2.72平方キロメートル(1.05平方マイル)、海抜 9メートル(30フィート)、北緯 18度13分15秒 西経 63度03分06秒(日本周辺ではフィリピン・ルソン島北端部のラワグ~中国・海南島の三亜市~ベトナム中北部のハティンと同程度の緯度)です。市街地の南にはアンギラの空の玄関口となっているアングィラ=クレイトン J. ロイド空港(Anguilla-Clayton J. Lloyd Airport)があります。
バレーの観光名所としては、ウォールブレイク邸(ウォールブレイク・ハウス、Wallblake House、アンギラ島で最も古いプランテーション農園主の大邸宅、1787年築)、郡庁舎跡(Courthouse circa、1750年頃、現在は基礎部分のみ残る)、聖ジェラルド教会(St. Gerard's Roman Catholic Church、ローマ・カトリック教会)、クロックス・ベイ・ビーチ(Crocus Bay Beach)、ヴァイオレット・ベイ(Violet Bay)、リトル・ベイ・ビーチ(Little Bay)、カタッチ・ベイ・ビーチ(Katouche Bay)などがあります。