シャキ(アゼルバイジャン語:Şəki、英語:Shaki)は、アゼルバイジャン共和国の北西部にある都市です。大コーカサス山脈(黒海のタマン半島からカスピ海のアブシェロン半島にかけて連なる山脈)南部に位置し、シルクロード沿いの重要な交易拠点として栄えた街です。シャキの人口は 68,400人(2020年現在)、アゼルバイジャン国内では 9番目に人口の多い都市です。面積 9平方キロメートル、標高 700メートル、北緯 41度11分31秒 東経 47度10分14秒です。シャキ旧市街は「シャキの歴史地区とハーンの宮殿(Historic Centre of Sheki with the Khan’s Palace)」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録(2019年)されています。
シャキの観光名所としては、シャキ・ハーン宮殿(Şəki Xan Sarayı、世界遺産)、シャキハノフの宮殿(Shakikhanovs' Palace)、ファルハドバヨフ邸(House of Farhadbayovs)、アリジャンバヨフ邸(House of Alijanbayovs)、エデンの園(Cənnət bağı)、バフティヤール・ヴァハブザードの家&博物館(Bakhtiyar Vahabzade Home Museum)、キシ教会(Church of Kish)、シャキ・キャラバンサライ(Sheki Caravanserai)、アシャギ・キャラバンサライ(Ashagi Caravanserai)、オマール・エフェンディ・モスク(Ömər Əfəndi mosque, Omer Efendi Mosque)、金曜モスクのミナレット(Minaret of Friday mosque)、シャキ城塞(Shaki fortress)、アグバンラー浴場(Ağvanlar bath)、シャキ・オリンピック・イドマン・コンプレックス(Şəki Olimpiya İdman Kompleksi、総合運動施設)、グルカナの滝(Qurucana Şəlaləsi (Waterfall))、ガラルサン=ゴラルサン(Galarsan-Gorarsan、城跡)などがあります。