ニューカレドニアは、オセアニアの一部である古代ゴンドワナ超大陸の一部であるジーランディアの一部です。ニューカレドニアはおよそ 6,600万年前にオーストラリアから分離し、その後北東方向に移動して、約 5,000万年前に現在の位置に到達したと推測されています。
本土は中央山脈によって縦に分割されており、その最高峰は北のモン・パニエ(パニエ山、Mont Panié、標高 1,629メートル(5,344フィート))、次いで標高が高いのは南東のモン・フンボルト(フンボルト山、Mont Humboldt、標高 1,618メートル(5,308フィート))です。東海岸は緑豊かな植生に覆われています。西海岸は、農業に適した広大なサバンナと平原があり、より乾燥した地域です。この海岸沿いには、鉱石を豊富に含む山塊が多数あります。
ディアホット川はニューカレドニアで最も長い川で、約 100キロメートル(62マイル)流れています。集水域は 620平方キロメートル(240平方マイル)で、北西にベ・ダルクールに注ぎ、パニエ山の西側の断崖に沿って島の北端に向かって流れています。島の大部分は湿潤常緑樹林に覆われていますが、低地はサバンナが広がっています。ニューカレドニアのラグーンは、総面積24,000平方キロメートル(9,300平方マイル)で、世界最大のラグーンの 1つです。ラグーンと周囲の「ニューカレドニア・バリア・リーフ(Lagoons of New Caledonia: Reef Diversity and Associated Ecosystems)」は、その並外れた美しさと海洋生物の多様性により、2008年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。2023年5月、ニューカレドニアで地震と津波が発生しました。これにより、ここだけでなく近隣諸国でも津波警報が発令されました。
グランドテール島ヌーメア月別気温(Temperature & Precipitation of Noumea, Grande Terre Island, New Caledonia, France):ヌーメアの気温グラフ、フランス領ニューカレドニアの政庁所在地、人口 99,926人(2014年8月現在)