- ガイドブックは?
ラオスはマイナーである!?
本屋に行っても、ガイドブックが見あたらない。何故か?
おなじみの黄色く青い本のダイヤモンド・ビック社の怠慢である。
90年代初頭には「フロンティアシリーズ・ラオス編」としてダイヤモンド社から
出版されていたのであるが、今はない。ちなみにフロンティアシリーズからは、
「ブータン」ですらレギュラー本化しているというのに・・・・・。
注:2003年現在 歩き方ラオス編が出ています。
そこで、辺地対応として
(有)旅行人 が活用されるわけです。
題名:旅行人ノート3 メコンの国
この本は「ベトナム・ラオス・カンボジア・ミャンマー・中国雲南省・タイ北部」に対応しています。
シリーズとして、
旅行人ノート1 チベット
旅行人ノート2 アフリカ
旅行人ノート4 海洋アジア
旅行人ノート5 アジア横断 があります。
旅行人の主催者は「蔵前仁一 氏」その道の有名人です。
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- アクセス・査証
日本 → バンコク(飛行機)
バンコク → ノンカイ:タイ側国境(夜行寝台)
ノンカイ → 友好橋(メコン川 国境 )→ ラオス側国境検問所(トゥクトゥク+ミニバス)
ラオス側国境検問所 → ビエンチャン(タクシー)
ノンカイ〜ラオス側国境検問所通過の所要時間は、2時間もあれば充分です。
査証(ビザ)については、ラオス側国境検問所で取得できます。日曜日でもOKです。
平日30ドル。休日31ドルです。(99/08現在の情報)。出入国で税金を取られます。
タイバーツの用意が必要となります。10バーツ程度を何度か取られたような・・・・・。
ノンカイ駅を降りると、ビザ代行屋がしつこく言い寄ってきます。
「ビザ持ってるか?ここで取らないと、橋じゃ取れないぞ・・・・・」など。
橋でも取れるので、上手くパスしましょう。時間が掛かる上に割高です。
ラオスはタイバーツ圏。円より強いです。ルアンパバーンあたりでも、円の換金率が悪かった
です。外貨だとドル紙幣(1/5ドル紙幣が便利)。
日本からの直行便はありません。バンコク、ベトナム、パリからの便はあるようです。
タイからの移動時間を節約したいならば、飛行機でしょう。
日本(午前便)からバンコクに入ると夕方着ですね。
夕方ならば、「夜行寝台で翌日午前にビエンチャン着じゃ」と今回の旅程が決まりました。
飛行機でも夕方乗り継ぎを考えると、翌日午前にビエンチャンと思ったからです。
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- ビエンチャンの開始
ラオス側国境検問所からビエンチャンまでは一時間弱です。
タクシーに乗った場合の行き先は、何処にすればよいのか????
無難なのは「タラート・サオ(市場)」です。横が地方行きのバスステーション。
町自体が3キロにも満たない小さな所なので、歩いてもきつくありません。
我々の泊まったのは、「高級ホテル:Lane Xane」ワシらの格好が貧乏人だったせいか
タクシーの運ちゃんが安宿に連れ込もうとしたです。
つまり、バックパッカーだと何も言わなくても「自動的に安宿に連れていって貰える!?」ってことです。
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- 市場(タラート)
タラート・サオ(日用品・衣類他)
お土産屋もあって、良いとこです。トイレもあるので、緊急時は使えます。
かなり広いので、ブラブラ時間つぶしもOK。屋根付きのため、雨宿りにも使えます。
タラート・クアンディン(食品・野菜系)
露天の野菜売り。お米屋。怪しい?ジュース。食べ物関係ならここですね。
タラート・トーンカンカム(食品・肉/魚)
お魚は、メコン川からの川魚。鶏肉・豚肉もあり。私は、ここで「焼きバナナ」を
食べました。小さなモンキーバナナを焼いた物です。冷めると上手くないです。
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- 革命博物館
ラオスは、アジアの社会主義国家。
ソ連みたいに「いわるゆ社会主義」的でないところがアジア的で良いです。
「ギスギスしていない」のです。言われなければ、社会主義国家とは気づきません。
町中にも、空を指さすレーニン像はありません。
とは、言っても革命博物館があるので社会主義的ですね。
展示内容は、お決まり。我が国の歴史。
「石器時代〜近代〜帝国主義との戦い〜圧政からの独立〜革命の成功〜
豊かになった現在」です。
帝国主義との戦いには、当然日本も出てきます。
アジア人民に与えた計り知れない罪に反省。
日本軍の与えた被害は、アジア全体で2000万人とも言われています。
また、ベトナム戦争においては北ベトナムの後方基地化されたため、
米軍からの執拗な爆撃も受けています。大国の狭間にあって、翻弄され続けた時代をくぐってきたのがラオスです。
博物館の出口にお土産屋がありました。おばちゃんが「手製の刺繍」を売っていました。
値引き交渉もOKです。革命博物館で値引き交渉が出来るなんて・・・・・。(笑い)
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- アヌサワリー
戦没者慰霊塔。
外観は、凱旋門。大統領官邸から伸びる「Lane Xang 通り:官庁街」の途中のローターリーにあります。離れて見ると、立派な建物。コンクリート作り。
登り口には、土産物屋が数軒。フランスの親戚ほど高さがないのでエレベータはないです。
階段を歩いて登ると途中にも土産物屋。織物・コイン・切手他。
屋上に出ると、ビエンチャン市街が一望できます。町中緑一色。
町と市外の森の区別がつかないくらいです。「緑を愛する国」なのだと思います。
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