チューライ国際空港(Chu Lai International Airport, IATA: VCL)は、ベトナム中部のクアンナム省タムキー近郊にある空港で、タムキー市街中心部から南東へ約29kmの場所(チューライ経済開発区 = Chu Lai)に位置しています。
このタムキー近郊にあるチューライ国際空港は、ベトナム戦争当時はアメリカ合衆国海軍の航空基地として使用されていました。サイゴン陥落後は、ほとんど使用されることがなくなり、時折軍用飛行場として使用されるだけとなっていました。2004年3月22日に空港ターミナルビルの建設が始まり、2005年3月22日にホーチミン・シティにあるタンソンニャット国際空港から最初の民間航空機が着陸しました。2008年現在、チューライ国際空港はベトナム国内で最も広い敷地がある空港で、敷地面積は30平方キロメートルあり、3000メートル級の滑走路が2本あります。ベトナム戦争の間、北爆を行うアメリカのB-52がこの空港を基地としていました。
空港の名称:チューライ国際空港 / ベトナム語:Sân bay Quốc tế Chu Lai / 英語:Chu Lai International Airport
所在地:クアンナム省タムキー
エリア:タムキー市街中心部から南東へ約29キロメートル
チューライ国際空港 地図(Map of Chu Lai International Airport, Hue, Vietnam)