テネリフェ・ノルテ空港(Aeropuerto de Tenerife Sur, IATA: TFN)は、アフリカ大陸の北西沿岸(モロッコ)沖の大西洋上にあるスペイン領カナリア諸島テネリフェ島にある国際空港で、カナリア諸島自治州の州都でありテネリフェ島の中心都市となっているサンタ・クルス・デ・テネリフェ(Santa Cruz de Tenerife)から西へ約9km、サン・クルストバル・デ・ラ・ラグーナ(San Cristobal de la Laguna)中心部から南西へ約3kmの場所に位置しています。
この空港はかつてはテネリフェ島のメイン空港となっていましたが、1977年3月27日に発生した過去最大級の航空機事故(濃霧の滑走路上で2機のボーイング747型機同士が衝突し583人死亡)により、比較的霧が発生しにくいテネリフェ島南部にテネリフェ・スール空港が建設されました。今日でもテネリフェ・ノルテ空港は、テネリフェ島の拠点空港として機能しており、カナリア諸島の全ての島とイベリア半島およびヨーロッパ域内と北アメリカへの航空路線があります。テネリフェ・ノルテ空港とスペインの首都マドリッド間には一日40フライトがあり、年間100万人以上の乗客に利用されています。スペインでは14番目に旅客数の多い空港で、2009年の年間旅客数は約405万人、航空機の離着陸回数は6万2776回でした。
名前:テネリフェ・ノルテ空港(テネリフェ北空港、ロス・ロデオス空港) / スペイン語:Aeropuerto de Tenerife Norte / 英語:Tenerife North Airport (Los Rodeos Airport)