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メルク地図


 メルク(ドイツ語/英語:Melk、旧綴り:Mölk)は、オーストリア北東部のニーダーエスターライヒ州の都市で、メルク郡の郡庁所在地、ドナウ川沿いのヴァッハウ渓谷に隣接しています。メルクの人口は 5,529人(2018年1月1日現在、2012年時点では人口 5,257人)です。面積 25.7平方キロメートル、標高 213メートルです。メルク修道院という名の巨大なバロック様式のベネディクト会修道院があることで最もよく知られています。世界遺産(文化遺産、2000年)に登録されている「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」の一部となっている街です。
 この町は、831年にルートヴィヒ1世(ドイツ人)の寄進の中で「メディリカ(Medilica)」という名で初めて言及されています。この名はスラヴ語で「国境」を意味します。メルク周辺の地域は、東のマジャール人と西のバイエルン人の間の緩衝地帯として、976年にオーストリア辺境伯レオポルト1世に与えられました。996年には「オスタリーヒ(Österreich、ドイツ語で「オーストリア」)」という名で知られる地域が初めて言及され、これが「オーストリア」の語源となっています。現在の修道院が位置する崖には、1089年にレオポルド2世によって近隣のランバッハ出身のベネディクト会修道士に与えられるまで、バーベンベルク城が築かれていました。メルクは 1227年に市場権を獲得し、1898年に自治体となりました。第2次世界大戦でのホロコースト(大虐殺)の間、メルクにはナチスの強制収容所があり、マウトハウゼンの分収容所として機能していました。
 メルクは非常に狭い地域に、何世紀にもわたる多様な建築様式が残されています。
 
メルク イメージ(メルク修道院)
メルク
 
 メルクの観光名所としては、11世紀にバーゲンベルク家のレオポルト1世によって設立されたベネディクト派修道院「メルク修道院(Stift Melk)」、市庁舎広場(ラートハウスプラッツ)、教会広場、メルク市教区教会(ローマ・カトリック教区教会)、ハウプト広場(ハウプトプラッツ)、パビリオン、警備塔(ヴェチャートゥルム)があります。メルクのホテルは、ホテル レストラン ツア ポスト、バッハオアホフ、マダル カフェ レストラン ツム フルステン、ホテル ワカウ & レストラン ワカウアー スチューベ、ラトハウスケラー デア メルカー ガストホフ、バッハオアホフ、ペンション マリレンホフ、マダール カフェ セントラルなどがあります。
 
オーストリアにおけるメルクの位置が判る地図
オーストリアにおけるメルク地図
地図サイズ:560ピクセル X 340ピクセル
 
 メルクへの交通アクセスは、メルク駅があります。
 オーストリアの首都ウィーンからメルクまで鉄道(RJ+R)で 1時間15分、ウィーンからザンクト・ペルテンを経由してメルクまで車やバスで 1時間5分(東へ道なりで 90km)、ザンクト・ペルテンからメルクまで車やバスで 20分(西へ道なりで 27km)です。メルクからアムシュテッテンを経由してリンツまで車やバスで 1時間(西へ道なりで 100km)です。
 
メルクの交通機関と観光名所
 
メルク地図(Map of Melk, Niederösterreich, Austria)
 

 
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