ヨルダン：マダバ - 旅行のとも、ZenTech

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マダバ地図

　マダバ（英語：Madaba、アラビア語：مادبا）は、ヨルダン西部のマダバ県にある都市で、マダバ県の県都（県庁所在地）となっている街です。死海の東の台地に位置しています。マダバの人口は 84,600人（2011年12月現在）、面積 39.44平方キロメートル、海抜 763メートル、北緯 31度43分東経 35度48分です。
　マダバでは青銅器時代中期の集落跡が発掘されておりが、ヘレニズム時代には都市が成立していました。ナバテア王国の交易都市として栄え、106年にローマ帝国の支配下に入り、東ローマ帝国時代からイスラム王朝（ウマイヤ朝）への時代も繁栄が続きました。しかしながら746年の大地震により古代マダバの都市は甚大な被害を受け街が放棄され以後再建されることはありませんでした。マダバの都市遺跡には東ローマ帝国からイスラム時代のモザイク画が残されており、中でも1896年に発掘されたモザイク画「マダバ地図（古代エジプト・パレスチナの地図）」はヨルダンを代表する古代モザイク画と評価されています。

　マダバの観光名所としては、聖ゲオルギウス教会（地図の教会、Greek Orthodox Basilica of Saint George）、マダバ考古学博物館（Madaba Archaeological Museum）、聖母マリア教会跡（Church of the Martyrs）、使徒教会跡（Apostles Church）、キング・フセイン・モスク（King Hussain Mosque）、聖ジョン教会（St. John the Baptist Roman Catholic Church、ローマ・カトリック教会）、アブ・ウバイダ・アメル・ビン・アル・ジャラ・モスク、モーゼの泉（Moses' Spring）、ネボ山（Mt Nebo Memorial、標高 802m、モーゼが死ぬ前に約束の地カナンを見渡したとされるピスガ山とされる山）などがあります。

　マダバのホテルとしては、ブラックアイリスホテル、マリアムホテル、グランドホテルマダバ、マダバホテル、ブラックアイリスホテル、モアブランドホテル、サロメホテル、クイーンアヨラホテル、モザイクシティーホテル、ルマンホテル、マウントネボホテル＆レストラン、セントジョンホテル、テルマダバホテル、カルメンズスタジオ、ピルグリムズゲストハウス、マダバ 1880 ホテル、メシャステレホテルアパートメンツ、マダバキャンプリゾート、ピルグリムスゲストハウスセントゲオルギウスギリシャオーソドックスチャーチ、‏‎ダーアルサラヤホテル＆レストラン‎‏などがあります。

ヨルダンにおけるマダバの位置が判る地図

地図サイズ：420ピクセル X 440ピクセル

　マダバへの交通アクセスは、ヨルダンの首都アンマンからマダバまで車で 36分（南南西へ道なりで 38km）です。マダバからカラクまで車で 1時間40分（南へ道なりで 115km）、ガウル・アル＝マザラーまで車で 1時間25分（南南西へ道なりで 85km）です。

マダバ地図（Map of Madaba, Hashemite Kingdom of Jordan）

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