エチオピア：ゴンダール - 旅行のとも、ZenTech

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ゴンダール地図

　ゴンダール（英語：Gondar、アムハラ語：ጎንደር（Gonder または Gondär）、旧称：ጐንደር（Gʷandar、Gʷender））は、エチオピア北部のアムハラ州にある都市であり、ワレダ（郡）です。1632年から1855年まではエチオピア帝国の首都となっていました。アムハラ州の北ゴンダール地帯に位置し、タナ湖の北、小アンゲレブ川沿い、シミエン山脈の南西に位置します。2021年現在、ゴンダールの推定人口は 443,156人（2016年時点では人口 299,969人）です。面積 192.27平方キロメートル、海抜 2,133メートル、北緯 12度36分東経 37度28分です。
　ゴンダールはかつてエチオピア帝国と、その後のベゲムダール州の首都です。市内には、17世紀から18世紀にかけてファジル・ゲビにエチオピア帝国ソロモン朝（ゴンダール期）の歴代皇帝たちがファジル・ゲビ（Fasil Ghebbi）と呼ばれる小高い丘に居城や聖堂など王宮群を建造し現代まで良好な状態で保存（6つの宮殿や12か所の城門が現存）されており「ゴンダール地域のファジル・ゲビ（Fasil Ghebbi, Gondar Region）」の名称でユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録（1979年）されています。「アフリカのキャメロット」と呼ばれています。

ゴンダールイメージ（ファシリデス城）

　ゴンダールの観光名所としては、ファジル・ゲビ（Fasil Ghebbi）、ファシリデス帝の宮殿（城、聖堂、修道院など含む）、ヨハンネス1世の図書館、国璽文書館、イヤス帝の宮殿、歌の館、宴の館、謁見の間、皇妃メントゥワブの宮殿、ファシリデス浴場（Fasilides' Bath）、クスクアン教会跡（Kusquam）、ウラ・キダネ・メフレ修道院、イヤスス教会（Iyasus Church）などがあります。

　ゴンダールのホテルは、ゴンダール・プラザ・ホテル（Gonder Plaza Hotel）、ハイル・リゾート・ゴンダール（Haile Resort Gondar）、ラス・ゲンブ・ホテル（Ras Genb Hotel）、ニガツ・ホテル（Nigatu Hotel）、セントラル・ゴンダール・ホテル（Central Gondar Hotel）、ゴハ・ホテル（Goha Hotel）などがあります。

エチオピアにおけるゴンダールの位置が判る地図

地図サイズ：480ピクセル X 360ピクセル

　ゴンダールへの交通アクセスは、飛行機ではゴンダール空港（Gondar Airport）があります。　エチオピアの首都アディスアベバからゴンダールまで飛行機で 1時間10分（直行便、5～8便/日）、車で 11時間40分（北北西へ道なりで 660km）、バハルダールから車で 3時間10分（北へ道なりで 173km）です。ゴンダールからアドワまで車で 6時間50分（北東へ道なりで 370km）、エリトリアとの国境の街ヒメラまで車で 4時間25分（北北西へ道なりで 255km）、スーダンとの国境の街メテマまで車で 3時間25分（西北西へ道なりで 200km）です。

ゴンダール地図（Map of Gondar, Ethiopia）

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